岩手県大船渡市の将来推計人口

国立社会保障・人口問題研究所が『日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)』を公開しています。

2015年から2045年までの5年ごとの30年間を推計したもので、推計結果の概要として、

  • 42道府県で平成27(2015)年以後の総人口は一貫して減少し、すべての都道府県で平成42(2030)年以後の総人口は一貫して減少する。
  • 今後も東京都と周辺県の総人口が全国の総人口に占める割合は増大する。
  • 65歳以上人口は平成32(2020)年まで全都道府県で増加し、その後は減少県3も出現するが、大都市圏や沖縄県では大幅に増加する。
  • 平成57(2045)年にはすべての都道府県で65歳以上人口割合が3割を越える。

などが紹介されています。

市区町村ごとの将来推計人口が公開されていますので、大船渡市の推計人口を集計してみました。

大船渡市の人口

大船渡市の人口は、2015年の38,058人から徐々に減少し、30年後の2045年には21,334人にまで減少。2015年を1とした場合、2045年の人口は0.56とおよそ半数近くにまで減少することになります。
2015年の総人口を1とした場合の2045年の人口は、全国で0.84、岩手県で0.69と、いずれも減少していますが、大船渡市の減少幅はこれらを上回っていることがわかります。

大船渡市の高齢化率

大船渡市の高齢化率は、2015年時点で34%だったのが、年を追うごとに増加し、2045年には51%に。2人に1人が65歳以上ということになります。
2045年の高齢化率は、全国で37%、岩手県で43%であり、大船渡市の高齢化率は全国平均、岩手県平均を上回っています。

なお、大船渡市の中でも末崎町は、現在でも高齢化率が高くなっています。末崎町の2045年の高齢化率は、ここで紹介した大船渡市の高齢化率51%よりも高くなることが予想されます。


※『日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)』国立社会保障・人口問題研究所, 2018年