『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

Ibashoネパールのメンバーが大船渡を訪問しました②

2016年10月22日(土)、ネパールのマタティルタ(Matatirtha)村で活動するIbashoネパールのメンバーらが大船渡「居場所ハウス」を訪問しました。前日のメンバーに加えて、この日はワシントンDCのIbashoのKさんも合流。

この日、「居場所ハウス」では毎月一度の朝市が開催。Ibashoネパールのメンバーらは9時半頃、「居場所ハウス」に到着。朝市の様子を見学しながら、お土産を購入されていました。日本らしいものということで、手芸品や小物の人気があったようです。

昼食を食べ終えた後、朝市のテント、テーブルを片付ける作業を手伝ってくださいました。

Ibashoネパールのメンバーが「居場所ハウス」を訪問した目的は、Ibashoネパールのこれからの活動の参考にすることと、両国のIbashoのメンバーと交流すること。

13時頃からIbashoネパールのメンバー、世界銀行のスタッフ、「居場所ハウス」のメンバーらによる意見交換会がスタート。自己紹介を終えた後、IbashoのKさんが「居場所ハウス」、Ibashoフィリピン、Ibashoネパールのプロジェクトを紹介。この後、みなで2015年の国連防災世界会議に合わせて制作したドキュメンタリー映画「地域に高齢者の力を」を観賞しました。「居場所ハウス」のメンバーの中にもドキュメンタリー映画を初めてみた方がいたようで、改めて、このような機会をもてたことは「居場所ハウス」にとってもよかったと感じました。

ドキュメンタリー映画を見終えた後、「居場所ハウス」のKさんの案内で農園へ行くことに。10分ほど歩いて農園に到着。
Ibashoネパールのメンバーは、農園の土を触って、いい土だという感想。Kさんは、小石は1つずつ手で拾い取り除いているという話をされました。農園周囲の柵に吊しているCDは鳥除けであることも説明。
Ibashoネパールの方は、農園から山の方を眺めた景色が、自分たちの村の景色に似ているという話をされていました。

「居場所ハウス」に戻った後、Skypeを使ってIbashoフィリピンのメンバーとの交流。Ibashoフィリピンの3人は「居場所ハウス」を訪問したこともあり、Skype越しではありましたが久し振りの再開。Ibashoネパール、Ibashoフィリピンのメンバーはこの日、初めて顔を合わせました。

この後、「居場所ハウス」のUさんが新聞を使ったブローチの作り方を教えてくださいました。朝市の時、Ibashoネパールのメンバーが作り方を教えて欲しいと話していたため、材料を準備してくださっていたよう。
Uさんに教えてもらいながら、Ibashoネパールのメンバーはブローチを作っていきます。1回作っただけでは難しかったかもしれませんが、作り方はみなで覚えたとのこと。Uさんは見本や材料をプレゼントしてくださったため、ネパールに戻ってから作ってみると話しておられました。

17時半頃からIbashoネパールのメンバー、世界銀行のスタッフ、「居場所ハウス」のメンバーらで懇親会。食事は「居場所ハウス」のメンバーが手配してくださいました。
食事をしながら、お土産に持ってきてくださったサリーを「居場所ハウス」の女性が着せてもらったり、カラオケをしたりと楽しい時間を過ごしました。

翌日、2016年10月23日(日)にもIbashoネパールのメンバーらは「居場所ハウス」へ。この日はIbashoネパールの活動の様子を紹介していただきました。お昼頃、みなで記念撮影をした後、Ibashoネパールのメンバーらは東京に向けて出発しました。

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