『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

「ハネウェル居場所ハウス」の理念

あけましておめでとうございます。

ハネウェル居場所ハウス」は、東日本大震災からの復興の拠点として、2013年6月13日にオープンしました。米ハネウェル社の社会貢献活動部門「ハネウェル・ホームタウン・ソリューションズ」からの救済基金を受け、多くの方々の協力を得ながら、陸前高田の古民家を移築したものです。
運営は非営利組織「Ibasho」代表・清田英巳さんの「居場所カフェの8つの理念」がベースになっています。

  • 高齢者が知恵と経験を活かせる場所
  • あくまでも「普通」を実現するための場所
  • 地域の人たちがオーナーになる場所
  • 地域の文化や伝統の魅力を発見できる場所
  • 様々な経歴・能力をもつ人たちが力を発揮できる場所
  • あらゆる世代がつながり、学び合える場所
  • ずっと続いていく場所
  • 完全であることを求めない場所

「ハネウェル居場所ハウス」の運営に関しては、たくさんの課題がありますが、そういう時だからこの、上にあげた基本を確認し直すことが大切になりそうです。
東日本大震災で被災を受けた地域が、よりよい地域になることを目指して。特定の人が出入りするのではなく、少しでも多くの方々に出入りしていただけるような場所を目指します。

今年もよろしくお願いします。

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