ニュータウンに関する本

ニュータウンに関する書籍は多数出版されているため、ここではニュータウン・スケッチで参考にしている書籍を中心に紹介しています（出版年順に掲載）。

千里ニュータウン
- 千里ニュータウン
- ひがしまち街角広場（新千里東町近隣センター）
日本のニュータウン／計画住宅地／郊外
海外のニュータウン

千里ニュータウン

大阪府編『千里ニュータウンの建設』大阪府, 1970
『財団法人千里開発センター10年のあゆみ』千里開発センター, 1972
『千里20年まつり　昭和57年5月〜11月』千里20年まつり実行委員会, 1982
住田昌二編『日本のニュータウン開発：千里ニュータウンの地域計画学的研究』都市文化社　1984年
石原正『鵜の目、俺の目』東方出版, 1993
吉山文雄『樫の木公園』創元社, 1999
山地英雄『新しき故郷：千里ニュータウンの40年』NGS, 2002（学芸出版社, 1982）
『千里の道：大阪府千里センターのあゆみ, 1962-2005』大阪府千里センター・大阪府タウン管理財団千里事業本部, 2006
山本茂『ニュータウン再生：住環境マネジメントの課題と展望』学芸出版社, 2009
太田博一監修　太田博一　田中康裕　鈴木毅編『千里ニュータウンウォーク・ガイド：「千里ニュータウン計画」の思想を巡る』千里グッズの会／千里ニュータウン研究・情報センター, 2012
豊中市市民協働部千里地域連携センター編『ぶらり千里：魅力発見ガイドブック』豊中市, 2015
鈴木毅・太田博一監修　武部俊寛編『新千里北町くるまどめ』千里ニュータウン研究・情報センター, 2017
吹田市立博物館・公益財団法人多摩市文化振興財団『［特別展］ニュータウン誕生～千里＆多摩ニュータウンに見る都市計画と人々～』パルテノン多摩, 2018
「ニュータウン　再生への道〜疲弊する街、住民力で支える〜」・『日経グローカル』No.343　2018年7月2日

ひがしまち街角広場（新千里東町近隣センター）

舟橋國男編『建築計画読本』大阪大学出版会, 2004
『街角広場アーカイブ’05』千里グッズの会, 2005
『街角広場アーカイブ’07』千里グッズの会, 2007
日本建築学会編『まちの居場所：まちの居場所をみつける/つくる』東洋書店, 2010
日本建築学会編『まちの居場所：ささえる／まもる／そだてる／つなぐ』鹿島出版会, 2019
田中康裕『まちの居場所、施設ではなく。：どうつくられ、運営、継承されるか』水曜社, 2019

※千里ニュータウンに関する一部の書籍は、豊中市立千里図書館（千里中央駅）、吹田市立千里図書館（南千里駅）にて閲覧・貸出が可能です。

日本のニュータウン／計画住宅地／郊外

宮台真司『まぼろしの郊外：成熟社会を生きる若者たちの行方』朝日文庫, 2000（朝日新聞社, 1997）
福原正弘『ニュータウンは今』東京新聞出版局, 1998
重松清『定年ゴジラ』講談社文庫, 2001（講談社, 1998）
鷲田清一『新編　普通をだれも教えてくれない』普通をだれも教えてくれない, 2010（潮出版社, 1998）
三浦展『「家族」と「幸福」の戦後史』講談社現代新書, 1999
福原正弘『甦れニュータウン：交流による再生を求めて』古今書院, 2001
角野幸博『郊外の20世紀：テーマを追い求めた住宅地』学芸出版社, 2000
西川祐子　杉本星子　森正美「「ニュータウンの人類学」の可能性」・『京都文教大学人間学部研究報告』第五集, 2003
西川祐子「ミニコミ紙のある暮らし：高蔵寺ニュータウン『タウンニュース』の20年」・『京都文教大学人間学部研究報告』第六集, 2004
若林幹夫『郊外の社会学：現代を生きる形』ちくま新書, 2007
大海一雄『西神ニュータウン物語』神戸新聞総合出版センター, 2008
原武史『滝山コミューン一九七四』講談社文庫, 2010（講談社, 2007）
細野助博　中庭光彦編『オーラル・ヒストリー多摩ニュータウン』中央大学出版部, 2010
上野淳　松本真澄『多摩ニュータウン物語：オールドタウンと呼ばせない』鹿島出版会, 2012
原武史『レッドアローとスターハウス：もうひとつの戦後思想史』新潮社, 2012
三浦展『東京は郊外から消えていく！　首都圏高齢化・未婚化・空き家地図』光文社新書, 2012
大海一雄『須磨ニュータウン物語』神戸新聞総合印刷, 2012
杉本星子　西川祐子　小林大祐編『京都発！ニュータウンの「夢」建てなおします：向島からの挑戦』昭和堂, 2015
金子淳『ニュータウンの社会史』青弓社, 2017
泉北ほっとかない郊外編集委員会『ほっとかない郊外：ニュータウンを次世代につなぐ』大阪公立大学共同出版会, 2017
中澤日菜子『ニュータウンクロニクル』光文社, 2017
岸政彦『図書室』新潮社, 2019
大谷信介『都市居住の社会学：社会調査から読み解く日本の住宅政策』ミネルヴァ書房, 2020
吉川祐介『限界ニュータウン：荒廃する超郊外の分譲地』太郎次郎社エディタス, 2022
佐藤光『よみがえる田園都市国家：大平正芳、E・ハワード、柳田国男の構想』ちくま新書, 2023
三好庸隆『オールドニュータウンを活かす！：理想都市の系譜から多様な暮らし方の実現へ』大阪大学出版会, 2023

海外のニュータウン

ニュータウン／計画住宅地／郊外

クラレンス・A・ペリー（倉田和四生訳）『近隣住区論：新しいコミュニティ計画のために』鹿島出版会, 1975（Clarence Arthur Perry: The Neighborhood Unit in Regional Survey of New York and Its Environs, Vol.7, Neighborhood and Community Planning, Monograph One, Committee on Regional Plan of New York and Its Environs, 1929）
エヴァン・マッケンジー（竹井隆人　梶浦恒男訳）『プライベートピア：集合住宅による私的政府の誕生』世界思想社, 2002（Evan McKenzie: Privatopia: Homeowner Associations and the Rise of Residential Private Government, Yale University, 1994）
エドワード・J・ブレークリー　メーリー・ゲイル・スナイダー（竹井隆人訳）『ゲーテッド・コミュニティ：米国の要塞都市』集文社, 2004（Edward J. Blakely, Mary Gail Snyder: Fortress America: Gated Communities in the United States, The Brookings Institution, 1997）
今橋映子編『リーディングズ都市と郊外：比較文化論への通路』NTT出版, 2004
竹井隆人『社会をつくる自由：反コミュニティのデモクラシー』ちくま新書, 2009

イギリス

A.ホイティック　F.J.オズボーン（扇谷弘一　川手昭二訳）『ニュータウン：計画と理念』鹿島出版会, 1972（Frederic James Osborn, Arnold Whittick: The New Towns: The Answer to Megalopolis, The MIT Press; Rev & Reset ed. edition, 1970）
エベネザー・ハワード（山形浩生訳）『新訳　明日の田園都市』鹿島出版会 , 2016（鹿島出版会, 1968）（Ebenezer Howard: Garden Cities of To-Morrow, MIT Press, 1965）
下総薫『イギリスの大規模ニュータウン：地域振興と都市計画』東京大学出版会, 1975
内務省地方局『田園都市と日本人』講談社学術文庫, 1980
東秀紀『漱石の倫敦、ハワードのロンドン：田園都市への誘い』中公新書, 1991
小林章夫『田園とイギリス人：神が創りし天地で』NHKブックス, 1997
東秀紀　風見正三　橘裕子　村上暁信『「明日の田園都市」への誘い：ハワードの構想に発したその歴史と未来』彰国社, 2001
西山八重子『イギリス田園都市の社会学』ミネルヴァ書房, 2002
馬場健『戦後英国のニュータウン政策』敬文堂, 2003
菊池威『田園都市を解く：レッチワースの行財政に学ぶ』技報堂, 2004

アメリカ（グリーンベルト）

Mary Lou Williamson: Greenbelt: History of a new town, 1937-1987, Donning Co. Publishers, 1987
Mary Lou Williamson, Greenbelt: History of a New Town 1937-1987 (New 1997 Edition Including the Sixth Decade 1987-1997), Donning Co. Publishers, 1997
Cathy D. Knepper: Greenbelt, Maryland: A Living Legacy of the New Deal , Johns Hopkins Univ Pr, 2001
Jill Parsons St John: Greenbelt, Arcadia Publishing Library Editions, 2011

アメリカ（レヴィットタウン）

松村秀一『「住宅」という考え方：20世紀的住宅の系譜』東京大学出版会, 1999
松村秀一『ひらかれる建築：「民主化」の作法』ちくま新書, 2016

ドイツ

副島美由紀「モダニズムが夢見たユートピア：ドイツ田園都市建設の歴（1）：世紀転換期の生活改革運動」・『人文研究』小樽商科大学　第96輯　pp189-214, 1998
副島美由紀「モダニズムが夢見たユートピア：ドイツ田園都市建設の歴史（2）：労働者コロニーの建設」・『人文研究』小樽商科大学　第97輯　pp135-160, 1999
副島美由紀「モダニズムが夢見たユートピア：ドイツ田園都市建設の歴史（3）： E・ハワードに先んじたドイツの田園都市構想」・『人文研究』小樽商科大学　第100輯　pp179-209, 2000
長谷川章『世紀末の都市と身体：芸術と空間あるいはユートピアの彼方へ』ブリュッケ, 2000
副島美由紀「モダニズムが夢見たユートピア：ドイツ田園都市建設の歴史（4）：ヘレラウの誕生」・『人文研究』小樽商科大学　第103輯　pp153-173, 2002
副島美由紀「モダニズムが夢見たユートピア：ドイツ田園都市建設の歴史（5）：ヘレラウの頂点：祝祭週間」・『人文研究』小樽商科大学　第105輯　pp123-155, 2003
副島美由紀「モダニズムが夢見たユートピア：ドイツ田園都市建設の歴史（6）：理想郷ヘレラウの終焉」・『人文研究』小樽商科大学　第106輯　pp83-111, 2003
山名淳『夢幻のドイツ田園都市：教育共同体ヘレラウの挑戦』ミネルヴァ書房, 2006
長谷川章『田園都市と千年王国：宗教改革からブルーノ・タウトへ』工作舎, 2021

フィンランド

ヘィッキ・フォン・ヘルツェン　ポール・D・スプライレゲン（波多江健郎　武藤章訳）『タピオラ田園都市：フィンランドのニュータウン建設』鹿島研究所出版会, 1973（Heikki Von Hertzen, Paul D. Spreiregen: Building a New Town: Finland’s New Garden City Tapiola, MIT Press, 1971）