『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

千里ニュータウンでのプロジェクト

千里グッズの会からディスカバー千里へ

「ディスカバー千里」の最近の活動はこちら、活動の歩みはこちらをご覧ください。

千里グッズの会

「千里グッズの会」は千里ニュータウンの価値・魅力を発見し、それを皆さまにお届けする活動を行っているグループです。地域住民、建築・まちづくりの専門家、大阪大学大学院の教員・学生などが参加し、2002年に活動をスタートさせました。

「千里グッズの会」がスタート時から取り組んできたのが千里の絵葉書プロジェクト(SEPP=Senri Postcard Project)です。「魅力ある街には魅力ある絵葉書がある」を合い言葉に、千里の写真などを素材として、絵葉書を作成しています。作成した絵葉書の一部は「千里まちづくり市民フォーラム」等のイベント会場や、新千里東町の「ひがしまち街角広場」で販売しています。

この他に、ニュータウンに関する映画の上映会の開催、千里ニュータウン展の企画と展示の制作、新千里東町近隣センターの「ひがしまち街角広場」のアーカイブの編集、まち歩きガイドブック『千里ニュータウンウォーク・ガイド:「千里ニュータウン計画」の思想を巡る』の編集、「千里グッズの会+大阪大学建築・都市計画論領域」メンバーによる「大きな本」(おおさかカンヴァス2012選定作品)の制作なども行ってきました。

千里ニュータウンの地域情報の「蓄積・編集・発信」システムの開発事業(ディスカバー千里)

2011年度から2014年度まで、千里グッズの会と豊中市の協働事業として「千里ニュータウンの地域情報の「蓄積・編集・発信」システムの開発事業(ディスカバー千里)」を行いました。ディスカバー(Discover)とは「発見する」の意味。協働事業では千里にお住まいの方、開発に携わられた方へのインタビューや、千里にまつわる資料や写真を収集する「暮らしのアーカイブ事業」と、千里のまち歩きマップ、公共機関や地域活動のパンフレットなどをパッケージにし、新たに千里にやって来られた方に生活情報・歴史を伝える「ウェルカムパック事業」の2つの活動を行ってきました。

千里ニュータウン研究・情報センター(ディスカバー千里)

千里ニュータウン研究・情報センター」(ディスカバー千里)は、千里グッズの会の活動を続けてきたメンバーが中心となり立ち上げたセンターです。
千里ニュータウンでの活動を続けていく中で次第に、

  • 千里ニュータウンの暮らしの歴史が記録・共有されておらず、近過去について記憶喪失になりつつあること
  • 現在、急速に再開発が進んでいるが、千里ニュータウン全体としてどのような街にしていくのかという視点から再開発を位置づける主体がなく、再開発の経験が次に活かされていないこと、また、再開発に住民が意見表明・参加するための仕組みがないこと
  • 緑豊かな住宅地である反面、仕事・起業の場、住民同士が気軽に集まれる場が十分ではないこと
  • 成熟社会に対応するために、千里ニュータウンをどう再構築していくのかについてのビジョンが描けていないこと

という問題意識が膨らみ、それと共に活動領域も千里の風景や記録、記憶の収集、調査研究成果の公開、街の魅力や情報を表現・共有するための新たなメディアのデザインなどへと広がってきました。まち開きから半世紀が経過した千里ニュータウンにおいて、研究者と住民が協働し、継続的に以上の課題に取り組んでいく必要があると考え「千里ニュータウン研究・情報センター」(ディスカバー千里)の活動をスタートさせました。

豊中市の協働事業は2014年度で終了しましたが、引き続き千里の価値・魅力を伝える活動を行うため、「千里ニュータウン研究・情報センター」(ディスカバー千里)として活動を継続しています。

(更新:2020年3月19日)