2019年9月21日(土)に開催された東丘公民分館50周年記念式典、パネルディスカッション「分館活動を振り返り、次世代に引き継ぐ」にあわせて、「千里ニュータウン研究・情報センター」(ディスカバー千里)が作成した年表です(※その後、内容を更新しています)。
新千里東町略年表
※年表中の■は新千里東町に関する出来事
- 八十万年前:□地殻変動による隆起で千里丘陵形成
- 七千年前:□縄文時代・海面上昇で丘陵南側まで海(〜三世紀後半)
- 6世紀後半:□古墳時代後期・須恵器の生産地(新千里南町千里緑地・島熊山窯跡)
- 8〜12世紀:□千里丘陵は平安時代・皇族の狩場、万葉集に詠まれる(〜十二世紀)
- 1626年:□山田村、出作りとして開村、上新田村80石、下新田村120石の代官支配地となる
- 1628年:□安場池(現・千里中央公園)、樫ノ木池(現・新千里北町の樫ノ木公園)築造
- 1873年6月5日:□眞覚寺(上新田)に新田小学校創立
- 1953年:□三島郡新田村の廃村で上新田地区は豊中市、下新田地区(現春日町)は吹田市に編入
- 1958年5月1日:□千里ニュータウン開発、大阪府の施策として正式決定
1960年〜
- 1960年10月17日:□マスタープラン正式決定
- 1961年7月10日:□千里南公園の南側で千里ニュータウン起工式
- 1962年9月1日:□千里開発センターが任意団体として発足(1962年に財団法人に)
- 1962年9月15日:□佐竹台、大阪府住宅協会住宅(府公社の前身)750戸への入居開始。佐竹台近隣センター開設
- 1962年11月2日:□佐竹台で「千里ニュータウンまちびらき式」開催
- 1963年8月29日:□阪急電鉄千里山線、新千里山駅(現南千里駅)まで延長開通
- 1964年12月26日:■J住区(新千里東町)宅地造成着工
- 1965年6月1日:□千里ニュータウン、人口三万三千人の日本一の団地となる
- 1965年9月:■新千里東住宅(B棟)着工
- 1965年11月1日:□大阪府住宅供給公社発足
- 1966年4月1日:■北丘小学校、東丘小学校、第八中学校開校
- 1966年4月23日:■昭和天皇・皇后両陛下ご視察。千里中央公園展望台登頂
- 1966年5月:■府営新千里東住宅への入居開始、新千里東町近隣センター開店
- 1966年11月29日:■アソカ幼稚園開園
- 1967年3月1日:□阪急電鉄千里山線が北千里駅まで延長、在来終点の新千里山駅は南千里駅に改称
- 1967年6月25日:■千里中央大丸ピーコック開店
- 1967年:■府公社(A棟)分譲住宅の新千里桜丘住宅(272戸)竣工
- 1968年3月31日:□現上皇・上皇后両陛下、千里及び万博会場ご視察
- 1968年4月:■千里中央公園の展望台がオープン
- 1968年:■府公社(A棟)賃貸住宅の東丘住宅(152戸)竣工
- 1968年:■府公社(A棟)分譲住宅の深谷第一住宅(128戸)、第二住宅(120戸)竣工
- 1969年5月1日:■豊中市立東丘保育所開所
- 1969年10月:■東丘公民分館設立
- 1969年10月:■新千里東町に万博の外国人従業員のための宿舎(当時は外国人村と呼ばれていた)が誕生
- 1969年10月:■千里東町公園テニスコート完成
- 1969年10月:□千里北町公園野球場完成・第1回中学対抗野球大会開催
- 1969年11月10日:□千里ニュータウンの人口10万人を越える
- 1969年:■府公社(A棟)分譲住宅の千里あかしや住宅(120戸)竣工
- 1969年:■東丘公民分館主催で、第1回目の地区体育祭が開催
1970年〜
- 1970年2月16日:■中央地区センタービル竣工
- 1970年2月20日:■中央地区センター地域冷暖房プラント運転開始(全国初)
- 1970年2月24日:■北大阪急行、地下鉄御堂筋線(我孫子〜万博中央)と相互乗入れによる営業運転開始。千里阪急ホテル南側中国自動車道内に千里中央仮駅オープン
- 1970年3月1日:■千里阪急ホテル開業、大阪中央環状線・新御堂筋線全通
- 1970年3月11日:■千里サンタウンのまちびらき式が行われ、中央地区センター専門店、阪急百貨店千里阪急、大丸ピーコックストア千里中央店開店
- 1970年3月15日:□日本万国博覧会(〜9月13日)
- 1970年4月:■中央地区センタービル4階に結婚式場「千寿殿」開設
- 1970年6月:□千里ニュータウン完成記念モニュメント設置。「あほんだら獅子」、「ステンレスの林」、「風の道」、「日と風と雨と」、「集(つどい)」
- 1970年9月14日:■北大阪急行(千里中央仮駅〜万博中央口)の営業を廃止し、千里中央駅開業
- 1970年9月:■公団新千里東町団地(C棟)完成(〜1971年2月にかけて完成)。万博の外国人従業員宿舎として利用された中層住宅は公団住宅として活用
- 1970年:■メゾン千里D4棟・D5棟竣工
- 1970年:■府公社(A棟)分譲住宅の深谷第三住宅(68戸)竣工
- 1971年3月:□千里ニュータウン「新住宅市街地開発法」による事業完了
- 1972年8月:■新千里東町の住民を中心に図書館建設を市議会に請願、採択
- 1972年11月:■千里セルシーがレジャーセンターとしてオープン
- 1973年5月:□(財)千里開発センターを(財)千里センターと改称
- 1974年9月10日:■『東丘公民館だより』第1号発行
- 1975年5月:□千里ニュータウンの人口128,993人(ピーク記録)
- 1976年6月:■千里セルシーの核店舗としてダイエー千里中央店オープン
- 1977年8月:■よみうり文化センターオープン
- 1978年7月15日:■地域防犯協会東丘支部発足
- 1978年8月27日:■東丘校区社会福祉協議会発足
- 1978年:■千里中央に千里文化センターが完成。2階に老人福祉センター、2・3階に千里図書館、3・4階に千里公民館が入居
- 1979年10月1日:■大阪府から豊中市に移管された近隣センターの集会所を、地域で管理・運営する東町会館としてオープン
1980年〜
- 1982年5月16日:□千里20年まつり(〜11月7日)。千里音頭が誕生、千里八景が決定
- 1982年11月:■中央地区センタービルに千里ニュータウン開発記念室開設
- 1983年7月:□千里初のミニFM局「FMせんり」開局
- 1983年10月:□千里シティマラソン(千里20年まつりから恒例に)
- 1985年1月中旬日:■八中ナイター施設設置の交渉妥結、管理委員会設置等の条件で地元が工事受容
- 1985年8月:■千里中央の将来構想がまとまり発表
- 1986年:■新千里東町近隣センターの「中央温泉」が廃業
- 1987年4月:■千里中央ほぼ全域が自転車・ミニバイク放置禁止区域に
- 1987年8月:■新千里東町近隣センターの「中央温泉」跡地にステラハイツ竣工
- 1987年11月:□ニュータウン世界フォーラム開催
- 1989年4月:■「千里の竹林」が大阪みどりの百景に選ばれる
1990年〜
- 1990年3月:■千里サンタウン専門店街を「せんちゅうパル」(SENCHUPAL)に愛称変更
- 1990年6月1日:■大阪モノレール、千里中央〜南茨木間が開業
- 1990年12月:■豊中市立千里体育館完成
- 1991年3月:■せんちゅうパル、リニューアル・グランドオープン。北広場に景観芸術「地球縄ひろば千里地層形成物語」設置
- 1991年4月:■千里中央で千里EARTHフェスティバル91開催
- 1992年5月:■千里ライフサイエンスビル完成
- 1992年10月24日:■千里30年まつり(〜11月23日)
- 1992年11月:■千里朝日阪急ビルがオープン
- 1993年:■市民公募により「こぼれび通り」の名称が決まる
- 1994年9月30日:■大阪モノレール、千里中央〜柴原間が開業
- 1995年1月15日:□阪神淡路大震災
- 1996年7月:■東丘女性防火クラブ誕生
- 1996年11月:■東町消防フェア
- 1997年4月1日:□大阪モノレール、大阪空港〜柴原間が開業
- 1997年10月:■千里体育館が「なみはや国体」(第52回国民体育大会)で、なぎなたの会場になる
- 1998年10月1日:□大阪モノレール(彩都線)、万博記念公園〜阪大病院前間が開業
- 1998年10月25日:■『三団体創立周年記念誌』(三団体周年記念実行委員会)刊行
2000年〜
- 2000年3月29日:■新千里東町が建設省(現・国土交通省)の「歩いて暮らせるまちづくり」構想のモデルプロジェクトの対象地区に選定
- 2001年1月1日:■『新千里東町ひがしおか』(東町連協・公民分館・東丘社協・防犯東丘合同編集委員会)第1号発行
- 2001年7月:■東丘小学校の空き教室を活用して「東丘コミュニティルーム」開設
- 2001年8月:■集合住宅の建替え第1号(後のジオメゾン新千里東町)の建替えが着工
- 2001年9月30日:■近隣センター北西角の空き店舗を活用して、「ひがしまち街角広場」がオープン
- 2001年:■「東丘ダディーズクラブ」設立
- 2002年4月1日:■「ひがしまち街角広場」が豊中市からの補助を受けない自主運営開始
- 2002年4月21日:■「ひがしまち街角広場」主催の第1回たけのこ掘り開催
- 2002年4月:■歩行者専用道路にスーパー防犯灯設置
- 2002年5月31日:■千里セルシーに千里中華街がオープン
- 2002年7月26日:■「千里グッズの会」が「ひがしまち街角広場」で最初の会合を開く
- 2002年7月28日:■歩行者専用道路を清掃する「アダプト活動」が始まる
- 2002年7月:□千里ニュータウン40周年記念事業(〜12月)
- 2002年9月29日:■東丘小学校の運動会と地区体育祭とが「東丘ふれあい運動会」として合同で開催(児童数の増加により2009年からは再び別々に開催)
- 2002年11月30日:■よみうり文化ホールで「千里ニュータウンまちづくり市民フォーラム」開催
- 2003年4月12日:□千里市民フォーラム発足
- 2003年8月:■ジオメゾン新千里東町(218戸)竣工
- 2003年11月16日:■「千里竹の会」設立
- 2004年4月1日:■新千里東町が、高齢者交通安全モデル地区として全国初の市条例指定
- 2004年10月:■「千里・住まいの学校」設立。拠点は「ひがしまち街角広場」
- 2005年1月31日:■近隣センターの「スーパー・ニッショー」が閉店
- 2005年3月1日:■「スーパー・ニッショー」跡地に「フードショップ青葉」が開店
- 2005年3月27日:■「もみじ橋通り」の名称が決まる
- 2005年3月:■ガーデンヒルズ千里中央(222戸)竣工
- 2005年10月:□(財)大阪府千里センター解散。事業は(財)大阪府タウン管理財団が継承
- 2005年12月:■新千里桜ヶ丘メゾンシティ(524戸)竣工
- 2006年2月:■ローレルコート新千里東町あかしやの丘(221戸)竣工
- 2006年4月22日:□吹田市立博物館で「千里ニュータウン展」開催(〜6月4日)
- 2006年5月6日:■「ひがしまち街角広場」場所を現在地に移転して運営再開
- 2006年9月1日:■千里公民館で「千里ニュータウン展@せんちゅう」開催(〜9月22日)
- 2006年10月:■千里中央再整備事業着工
- 2007年1月:■千里セルシーの千里中華街が閉店
- 2007年1月:■新千里東町アーバンライフ(59戸)竣工
- 2007年3月19日:□大阪モノレール(彩都線)阪大病院前〜彩都西間が開業
- 2007年4月1日:□「FM千里」開局
- 2007年7月:■府公社OPH新千里東町(72戸)竣工
- 2007年10月:□「千里ニュータウン再生指針」策定
- 2007年:■新聞委員会により新千里東町のポータルサイト開設
- 2008年2月12日:■千里文化センター・コラボオープン
- 2008年3月:■ヤマダ電器「LABI千里」竣工
- 2008年10月:■千里中央病院竣工
- 2009年6月:■ザ・千里タワー(356戸)竣工
- 2009年7月8日:■府営新千里東住宅(B棟)の集会所で「3・3ひろば」が始まる
2010年〜
- 2010年4月6日:■「ひがしまち街角広場」をモデルとし、千里文化センター・コラボに「コラボ交流カフェ」オープン
- 2010年11月14日:■「東町フェスタin千里セルシー」開催
- 2011年3月:■ザ・千里レジデンス(132戸)竣工
- 2011年11月20日:■第1回「いにしえ街歩き東町昔遊びツアー」(主催:東丘ダディーズクラブ、協力:ディスカバー千里・大阪大学建築・都市計画論領域)
- 2011年12月:■府営新千里東住宅(B棟)第1期第1工区(280戸)竣工
- 2012年4月22日:■新千里東町地域自治協議会の設立総会
- 2012年9月15日:□「千里グッズの会」が「千里ニュータウン研究・情報センター」(ディスカバー千里)に改称
- 2012年9月15日:□千里ニュータウンまちびらき50年事業(〜11月)
- 2012年9月:■グランドメゾン千里中央東丘(246戸)竣工
- 2012年12月:■シティハウス千里中央(116戸)竣工
- 2013年1月12日:■東町地域自治協議会設立記念行事・新春交歓会開催
- 2013年10月15日:■近隣センターに「新千里東町交流室」オープン
- 2013年11月9日:■「千里キャンドルロード2013」(主催:千里市民フォーラム)が、こぼれび通り〜千里中央公園南側で開催
- 2014年3月18日:■東町老人クラブ連絡会主催のニュースポーツ・カーリンコン講習会開催
- 2014年3月:■ジェイグラン千里中央(140戸)竣工
- 2014年7月:■府営新千里東住宅(B棟)第1期第2工区(170戸)竣工
- 2014年8月31日:■千里セルシーシアター(映画館)閉館
- 2014年10月25日:■新千里東町地域自治協議会主催で第1回「キャンドルロードin東町」開催
- 2015年4月1日:■東丘保育所が公立認定こども園「東丘こども園」に
- 2015年6月5日:■東丘小学校創立50周年記念式典
- 2015年7月:■千里よみうり文化センター閉館
- 2015年7月:■SENRITOよみうりI期オープン
- 2015年11月28日:■第八中学校創立50周年記念式典
- 2015年12月:■新千里東町近隣センターに「豊寿荘ひがしまち」が運営する「あいあい食堂」開設
- 2016年11月:■「千里竹の会」が緑の都市賞において「国土交通大臣賞」受賞
- 2017年3月9日:■「八中の中庭を蘇らせよう!プロジェクト」(協力:ディスカバー千里、闘魂ペインターズ)(〜4月1日)
- 2017年4月21日:■SENRITOよみうり、グランドオープン
- 2017年4月23日:■東町公園にて第1回目の「春の竹林清掃&地域交流会」開催(主催:ひがしまち街角広場 共催:東町公民分館、千里竹の会 協力:千里ニュータウン研究・情報センター、東丘ダディーズクラブ)
- 2017年11月:■セルシー広場でのコンサートが終了
- 2018年1月:■府営新千里東住宅(B棟)第2期(146戸)竣工
- 2018年3月:□「千里ニュータウン再生指針2018」の策定
- 2018年5月15日:■UR新千里東町団地(C棟)に「街かどデイハウス千里」オープン
- 2018年6月6日:■新千里東町近隣センター地区市街地再開発組合設立
- 2018年6月17日:■大阪府北部地震。千里中央公園の展望台が立入不可に。千里セルシーは営業が見合わされる(その後、安全が確認されたエリアで一部店舗の営業再開)
- 2018年10月6日:■「せんちゅうパル」リニューアル・オープン。北広場に「パルやま」が誕生
- 2018年:■新千里東町近隣センター再開発、東街区着工
- 2019年2月28日:■シエリアタワー千里中央(552戸)竣工
- 2019年5月31日:■千里セルシーが商業施設としての営業を終了
- 2019年9月21日:■東丘公民分館50周年記念式典、パネルディスカッション「分館活動を振り返り、次世代に引き継ぐ」開催
2020年〜
- 2020年11月:■UR新千里東町団地の高層住棟であるC27棟と集会所(C31棟)を再開発した、千里グリーンヒルズ東町の101・102・103号棟(380戸)が完成。
- 2021年6月2日:■新しい近隣センターの核店舗となるスーパーマーケット「フレスコ新千里東店」がオープン
- 2022年5月31日:■「ひがしまち街角広場」運営終了
- 2022年7月16日:■新しい地区会館(東町会館)がオープン
- 2022年9月12日:■新しい地区会館の一画にカフェ「Harbor101」がオープン
- 2022年10月中旬〜:■ディスカバー千里、UR都市機構西日本支社、近畿大学建築学部鈴木研究室の共同で、こぼれび通りで「ひがしまちって「どんな」まち展」を開催。UR新千里東町団地建替え工事の仮囲いを活用
- 2024年10月中旬:■新千里東町近隣センター再開発、西1地区(分譲マンション)完成予定
参考文献・資料
- 『財団法人千里開発センター10年のあゆみ』千里開発センター 1972年
- 『三団体創立周年記念誌』三団体周年記念実行委員会 1998年10月25日
- 『千里20年まつり 昭和57年5月〜11月』千里20年まつり実行委員会 1982年
- 豊中市史編さん委員会編『新修豊中市史 第3巻 自然』豊中市 1999年
- 山地英雄『新しき故郷』NGS 2002年
- 『千里の道:大阪府千里センターのあゆみ 1962-2005』大阪府千里センター・大阪府タウン管理財団千里事業本部 2006年
- 豊中市市民協働部千里地域連携センター編『ぶらり千里:魅力発見ガイドブック』豊中市 2015年3月
- 『創立50周年記念誌』豊中市東丘公民分館 2020年3月
参考ウェブサイト
- 「アソカ幼稚園」
- 「ディスカバー千里」
- 「ニュータウン・スケッチ」
- 「ラコルタ(吹田市立市民公益活動センター)」
- 「千里市民フォーラム」
- 「新千里東町」
- 「新千里東町近隣センター地区 第一種市街地再開発事業」
- 「豊中市」
- 「豊中市東丘公民分館」
- 「財団法人大阪府タウン管理財団(旧ウェブサイト)」
(更新:2022年10月10日)