『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

高知市の藁工倉庫

高知の江の口川の畔に建つ「藁工倉庫(わらこうそうこ)」。
「藁工倉庫」というのは、名前の通り藁を貯蔵する倉庫。現在は、改装されgraffitiというギャラリーや、写真館などに生まれ変わっています。

graffitiの入口。

倉庫の反対側からは川岸に出ることができます。あいにくの曇り空でしたが、天気の良い日はさぞ気持ちよさそうです。

graffitiの内部。素敵な空間です。

ギャラリー・スペースの他に、作品やアートに関わる本、写真集等も売られています。真ん中に置いてあるのは跳び箱。跳び箱を見るのは久しぶりです。

中にはカフェもあり、美味しいコーヒーをいただいてきました。

この倉庫。かなり古いものだろうと思いましたが、意外と新しく昭和30年代の後半に建てられたもののよう。千里ニュータウンの入居が始まったのが昭和37(1962)年なので、年代もちょうど同じくらいです。
「藁工倉庫」がギャラリーとして立派に使われているのなら、千里ニュータウンの初期の集合住宅や近隣センターも保存し、同じように使うという可能性も考えられないでしょうか?

(更新:2015年6月2日)