『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

Google Earthを活用したアーカイブ・プロジェクト

少し前、六本木で開催されていた文化庁メディア芸術祭に行きました。会場では興味深い展示を多数見かけましたが、アーカイブという点で興味深かったのは「Nagasaki Archive」(ナガサキ・アーカイブ)です。

被爆直後から現在の長崎の街の写真、被爆者の証言などをGoogle Earth上にマッピングするというプロジェクトで、「Nagasaki Archive」のウェブサイトには次のように紹介されています。

原爆資料館や地元のメディアが所有している多くの資料。足を運ばない限りアクセスできないそれらの資料に、全世界から簡単にアクセスできる。しかも地形とひもづいた情報を付加することで、より立体的に長崎の被爆の実相を追体験できる。そういった資料室、教科書、道具のようなものをデジタル地球儀(google earth)上に再現することを目指すのがNagasaki Archiveです。
*「Nagasaki Archive」ウェブサイトより

こちらで「Nagasaki Archive」を紹介する映像を見ることができます。

(更新:2019年2月15日)