『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

多摩平の森

先日ご紹介したUR都市機構の「ルネッサンス計画2」が行われている建物は、元々は、公団の多摩平団地(の一部)でした。

先日の記事に書いた通り、多摩平団地は昭和33年(1958年)に竣工した団地で、現在は、再開発により(「ルネッサンス計画2」が行われている建物を残して)多摩平の森として建替えられています。

建替えられた多摩平の森の様子。

中層の団地が、まるで高層の壁(屏風)のような威圧感のあるマンションに建替えられる光景を目にすることがありますが、多摩平の森の建物からはそうした威圧感を受けませんでした。

住戸数や都心からの距離などの諸条件が違うので一概に千里ニュータウンと多摩平を比較することはできません。
また、建替えが必ずしも悪だとは決して思いませんが、それでも千里ニュータウンの団地を建替えるとしたら、この多摩平の森のようなかたちの建物にに建て替えできないだろうかと。

多摩平の森の集会所では「よりみちさくら」というコミュニティ・カフェが開かれているのも見かけました。新千里東住宅の「3・3ひろば(さんさんひろば)」と同じだなと。

ふらっと気軽に立ち寄って、お茶を飲んだりしながら、とりとめないおしゃべりができる場所(「まちの居場所」)が団地には求められているのだと、改めて思いました。