『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウスの農園作り(2015年6月)

「居場所ハウス」では、メンバーのKさんを中心として近く(車で数分のところ)で農園作りをしています。農園で収穫した野菜は毎月の朝市で販売したり、「居場所ハウス」の昼食の食材にしたりしています。カボチャ、スイカ、トウモロコシ、トマト、茄子なども大きく育ってきています。

農作業は、普段はKさんを中心とする「居場所ハウス」のメンバーが中心になって行っていますが、多くの方に農作業に参加していただき、それを通じてコミュニケーションを図っていただきたいと考え、「農園体験・農園ボランティア」の日をもうけています。

今日(6月20日)も朝から「農園体験・農園ボランティア」の日が行われました。この日は、他県から大船渡市役所に応援に来てくださっている派遣職員の男性、2人も参加してくださいました。1人の男性は農業大学を出られたとのこと。
2時間少しの作業のあと、みなで「居場所ハウス」に行って昼食を食べました。

次回の「農園体験・農園ボランティア」の日は7月11日(土)。ジャガイモ掘りもする予定です。

元々、「農園体験・農園ボランティア」は地元の方に参加していただくことを想定してスタートしました。それに加えて、他の地域から来られている方に参加していただくことで、末崎町の人が他の地域の方と関わりをもつ(一緒に農作業をするだけでなく、一緒に食事をしたり、話をしたり…)こともでき、地域を超えた関係を築くきっかけになる可能性もありそうです。
現在、大船渡には他地域から多くの方々が支援などのために来られています。支援などに来られている方々が任期を終え地元に戻られた後も、大船渡との関係を継続できればよいですし、「居場所ハウス」がその1つのきっかけになればと思います。

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