『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

フィリピンのIbashoプロジェクトの農園作り(2015年6月)

2015年5月からスタートしたフィリピン、オルモック市バゴング・ブハイのIbashoプロジェクトによる農園作り。少し前、水やりのための配管作業の様子をご紹介しましたが、その後の様子を教えていただきましたので、引き続きご紹介したいと思います。

6月5日、1ヵ月ほど前から手作りで作ってきた種苗園はほぼ完成したとのこと。以前から育てている野菜も大きくなり、新たな野菜も植えられています。

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プロジェクトのコーディネーターは完成した種苗園にサインを設置。サインには「バゴング・ブハイの高齢者による、高齢者のための農園プロジェクト」と書かれています。

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6月19日、メンバーは農園にあった竹の根を掘って、取り除く作業をスタートしました。竹は農園を作り始める前からあったものですが、農園のスペースを最大限有効活用するため竹の根を掘ることにしたとのこと。作業は大変で、全ての竹の根を取り除くことはできませんでしたが、多くの高齢者のメンバーが集まり、楽しみながら作業を行ったとのことです。

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6月25日、農園でピクニックが開かれました。最初、聖ヨハネ祭の6月24日にと考えていましたが、多くのメンバーが参加できる6月25日に実施されることになりました。ただ、残念ながらピクニックの途中で雨が降って来たとのことです。

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農園作りは高齢者のメンバーが中心となって進められていますが、メンバーは学校に声をかけ、子どもたちと野菜を一緒に育てる活動を企画しているとのこと。ただ、子どもの数が多過ぎて(全校の子どもでなく)1クラスずつしか農園に来てもらえないというのが問題だ、とのことです。


*この記事はIbasho PhilippinesのFacebookのページの文章・写真をもとにしています。

(更新:2019年2月21日)