写真は大船渡市末崎町の小学校と保育園前の交差点。復興事業により新設される道路の開通にあわせて、ラウンドアバウト(ロータリー)建設の工事が進められています。
海外ではしばしばラウンドアバウトを見かけますが、岩手県では2019年3月に完成した宮古市の鍬ヶ崎・光岸地地区に続く2つ目のラウンドアバウトだとのこと。
道路工事に伴い、住宅が取り壊されたり、小学校校庭の桜が切られたりと、あたりの風景も変わりつつあります。
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復興事業により新設される道路は、末崎町北部の船河原から、半島先端の碁石方面までを結ぶ道路(末崎中学校・保育園の周囲は一部、既存の道路を活用)。
東日本大震災の時、沿岸の道路は走行できない状態となっていましたが、この道路が完成することで、碁石方面まで沿岸部を通ることなく移動することができるようになります。一方、既存の細浦湾の道路は通行量が減少することが予想されるため、人の動きが大きく変化することになります。