少し前、フィリピン、オルモック市バゴング・ブハイのIbashoプロジェクトによる農園作りの様子をご紹介しました。
5月2〜3日に空き地の清掃を行い、早速オクラをはじめとする野菜の種を植えたとのことですが、その後の様子を教えていただきましたので、ここでもご紹介させていただきます(以下は、Ibasho PhilippinesのFacebookのページの文章・写真を元にしたものです)。
5月7日、農園に行くと先日植えた野菜の芽が出ていたとのこと。この日、メンバーはゴーヤ、パプリカを植えました。この日は毎週定例のミーティングの日。ミーティングでは農園について種苗園(Nursery)を作ること、水やりのためのじょうろを入手することが話し合われたとのことです。
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5月8日、プロジェクトのコーディネーターがじょうろを2つ入手。農園ではメンバーの高齢者1人が中心となり、種苗園の建設がスタートしました。
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5月12日、種苗園の木のフレームが立ち上がりました。数日前に植えた玉ねぎには、入手したじょうろを使って水やりが行われています。また、プラスチックのバケツを使って、白菜の種まきも行いました。
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5月21日の定例のミーティングでは、農園に水やりするためパイプなどを用いて配管工事をすることが話し合われました。農園から2軒のところに、プロジェクトのメンバーの家があるため、その家から農園まで配管工事をして水を通すとのこと。
5月28日のミーティングでは、配管工事のために必要な材料などのコストについても話し合われました。Ibashoプロジェクトでは農園作りに加えて、活動資金を獲得するためペットボトルのリサイクル活動も続けられており、この日のミーティングでは、コーディネーターがペットボトルを持参したとのことです。
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バゴング・ブハイのプロジェクトでは1月のワークショップで、まずできることから少しずつ活動を行うことが話し合われました。
それから4ヶ月。少しずつの積み重ねによって、着実にプロジェクトが前進していることが伝わってきます。
(更新:2015年6月11日)