『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウスで夏休み物づくり教室を開催しました

2016年8月7日(日)、「居場所ハウス」にて夏休み物づくり教室を開催しました。「居場所ハウス」と「どこ竹in末崎グループ」との共催、「デジタル公民館まっさき」、末崎地区公民館の協力で開催。この日は8人の子どもたちが参加(7人が小学生、1人が保育園児)。
子どもたちには、①牛乳パック等を使ったトンボ、蝶々、②竹を使った飛ばしトンボ(竹トンボ)、③竹を使ったカブトムシなどの昆虫、④クルミを使った小鳥の4つのコーナーから1つを選んでもらいました。一番人気があったのは②竹を使った飛ばしトンボ(竹トンボ)で4人の子どもが、その他はそれぞれ1人ずつの子どもが選んでいました。
物つくり教室の講師は「どこ竹in末崎グループ」のメンバー。代表のMさんをはじめ8人の男性(1人は千葉県から来てくださった方です)が4つに別れて各コーナーを担当。「居場所ハウス」のメンバーがそれをサポートします。

13:00頃から物づくり教室がスタート。子どもたちは「どこ竹in末崎グループ」に教えられながら、それぞれの作品を作っていました。竹やクルミを使った作品は小さな子どもたちには少し難しかったのか、同伴していた母親が一生懸命になって作る光景も。
14:00頃から一旦休憩の時間。子どもたちは月見台に出されたテーブルで駄菓子を食べていました。休憩が終わり、物づくりが再開。作品を早く作り終えた子どもは月見台に出て竹トンボを飛ばして遊んだり、別のコーナーに行って物づくりを続けたりしていました。この時間帯になると、子どもたちだけではなく「居場所ハウス」のメンバーの中にも物づくりに熱中されている方がいました。
15:50頃、閉会の挨拶。今日作った作品は夏休みの宿題になるから、夏休みが終わるまで大切に保管しておいてくださいという話、「居場所ハウス」にはいつでも遊びに来てくださいという話があり、物づくり教室が終了。
夏休み物づくり教室への参加は予約制ではなかったため、当日になるまで何人くらい子どもが参加してくれるかと心配していましたが、最終的には8人の子どもが参加してくれました。参加してくれた子どもがいて、「どこ竹in末崎グループ」のメンバーも生き生きと物づくりを教えておられるように見えました。

なお、物づくり教室は「居場所ハウス」を貸し切って行っていたわけではないため、物づくり教室を行っている間にもお茶を飲みに立ち寄った方が何人かいました。
子どもたちが月見台でお菓子を食べたり、竹トンボを飛ばして遊んでいる傍らでは、お茶を飲みに立ち寄った地域の女性たちが話をしている。特に交流しているわけではありませんが、子どもも大人も、世代を越えた人々が「居場所ハウス」という場所でともに過ごす光景が見られたのはよかったと思います。「居場所ハウス」が世代を越えた地域の人々にとっての場所として根づいていくというのは、このような光景が見られることなのかもしれません。

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