『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

地域活動に関わる人々が出入りする場所@居場所ハウス

先日(2019年7月16日(火))、「居場所ハウス」にて夏休み居場所っこクラブの打合せが行われました。打合せに参加したのは「わらしっ子見守り広場」のメンバー7人です。

「わらしっ子見守り広場」は、元々、「居場所ハウス」で学童保育がない日に子どもの一時預かりをするグループとして、元教員・保母などが参加して立ち上げられたグループ。子どもの一時預かりの依頼はほとんどありませんが(少子化のため子どもの人数が少ないこと、三世代で暮らしている子どもが多いことなどの理由があると思います)、その後、「居場所ハウス」に遊びにきた子どもたちが怪我をしないように見守りをしたり、2017年からは夏と秋に「居場所っこクラブ」を開いたりしています。

今年の「夏休み居場所っこクラブ」は7月29日(月)に開催。昨年に引き続き、流しそうめんを行う予定です。先日の打ち合わせでは流しそうめんの段取りに加えて、昨年子どもたちからリクエストのあった「はないちもんめ」もしてはどうかなどの話が行われていました。
*写真は昨年の流しそうめんの様子。

「夏休み居場所っこクラブ」の前日、7月28日(日)には、大船渡町の小学校の子ども会の行事が開催。以前、「居場所ハウス」でスタッフをされていた方の紹介で開かれることになったもので、この日も流しそうめんをしたいというリクエストがありました。

今日(2019年7月17日(水))の午後、「居場所ハウス」では手芸教室、どこ竹inまっさき(どこ竹@武蔵野三鷹・まっさき グループ)の打合せが行われました。手芸教室は和室側で、どこ竹の打合せは道路側で開かれましたが、同じ「居場所ハウス」という空間に女性、男性が居合わせる状況となっていました。

手芸教室は毎月1回開催しているもので、今日からお地蔵さん作りを始めたとのこと。9人の女性が参加されました。講師は夢ネット大船渡の2人です。

どこ竹の打合せにはメンバーの男性6人が参加。打合せの主な議題は、昨年度の活動報告と、今年度の活動予定について。
今年度の活動予定について、代表のMさんから、当初予定していたのは「居場所ハウス」での夏休み親子ものづくり教室、末崎地区公民館「ふるさとセンター」での町民文化祭とミニ門松つくりの3つだが、これ以外にも要請があれば積極的に対応したいという話がありました。そして、既に次のような動きがあることが報告されました。

  • 5月3日(金)、「居場所ハウス」で開かれた鯉のぼり祭りには、水鉄砲のコーナーへの協力を行った。
  • 7月21日(日)~23日(火)にアバッセたかたで開かれる「おらほアート展」(三陸防災復興プロジェクト2019関連イベント)への出展の依頼があった。これまで作った作品を出展する予定である。
  • 7月28日(日)には、大船渡市赤崎町の蛸ノ浦地区公民館から、夏休みものづくり教室の講師の依頼があった。竹トンボ、水鉄砲作りを行いたいとのこと。
  • 8月4日(日)には、「居場所ハウス」の夏休みものづくり教室の講師を担当。今年は竹と鮑の貝殻を使った蟹を作る。水鉄砲遊びも行う。

このようにどこ竹のメンバーは、末崎町を越えた広い範囲で活動を続けていることがわかります。
竹と鮑の貝殻を使った蟹のために、代表のMさんは既に鮑の貝殻を人数分確保されたとのこと。ただし、鮑の貝殻についた白いカサカサを取り除く作業が大変だと話されていました。

「居場所ハウス」はカフェ・食堂の運営を行なっており、お茶を飲みに来たり、食事をしに来たりする人がいます。それと同時に、地域活動に関わる人々が出入りし、講師をつとめたり、打合せをしたりなど、地域活動の拠点という役割も次第に担うようになってきました。