地域自治の担い手について:千里ニュータウン新千里東町から考える
千里ニュータウン新千里東町で運営するコミュニティ・カフェ「ひがしまち街角広場」は、近隣センターの再開発に伴い、2021年春頃〜2022年夏頃に運営を終了することとなりました。 「ひがしまち街角広場」が運営を終了することに...
千里ニュータウン新千里東町で運営するコミュニティ・カフェ「ひがしまち街角広場」は、近隣センターの再開発に伴い、2021年春頃〜2022年夏頃に運営を終了することとなりました。 「ひがしまち街角広場」が運営を終了することに...
昨年、同じ大学研究室を出身された先生方と一緒に執筆した書籍『足立孝先生生誕百周年記念論文集:人間・環境系からみる建築計画研究』(デザインエッグ社 2019年)に、「居場所と施設:非施設としての居場所の可能性」(以下、「居...
佐々木俊尚氏の 『そして、暮らしは共同体になる。』(アノニマ・スタジオ 2016年)を読みました。 佐々木氏は、二十世紀には「大衆消費社会の中で成り上がり、お金持ちを目指す「 上へ、上へ」という上昇志向」、「大衆消費社会...
専門家が計画、設計、施工し、建物が完成する。人々はその建物を利用し始めたり、その建物で住み始めたりする。建物を作るプロセスを考える時、当たり前のようにこう考えてしまうことがあります。けれども、建物はこうした当たり前が揺さ...
少し前になりますが、松村秀一氏による『ひらかれる建築:「民主化」の作法』(ちくま新書 2016年)という本を読みました。この本の中で、松村氏は戦後日本の建築関係産業は一貫して「民主化」を目指してきたとし、「民主化」を次の...
東日本大震災からもうすぐ8年目を迎えます。震災の後、大船渡に限らず東北には多くの人が入ってきて、多くの活動が立ち上げられました。 立ち上げられた多くの活動の中には、既に役割を終えた活動、今でも外部から来た人の手によって継...
山形浩生氏は、ジェイン・ジェイコブスについての文章「ジェイコブズの教訓:強いアマチュアと専門家の共闘とは」を公開されています。 山形氏はこの中で、専門家に対するジェイコブスの優位性は、アマチュアとしてのアプローチにあった...
マタティルタ(Matatirtha)村における2017年3月13日(月)、14日(火)の2日間のワークショップを終えた後、Ibasho/Ibasho Japanのメンバー、Ibashoプロジェクトのコーディネートを担当す...
少し前のことになりますが、大船渡を対象とするフィールドワークをされている方と話をする機会がありました。話をした内容は、お互いのフィールドワークのこと、大船渡で見てきたことについてです。 これまで何回か学校校庭の仮設住宅が...
近畿大学建築学部の鈴木毅氏は、2016年3月27日に開催された「まちづくりトークカフェ(トヨタ財団検証提言助成報告会)」で、千里ニュータウンについて次のように述べています。千里ニュータウンは「二十世紀の計画論という完成が...