『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所農園

しばらく更新しないうちに夏から秋へと季節は変わりつつあります。更新の間があいてしまいましたが、「居場所ハウス」の近況をご紹介したいと思います。

5月末に開催したNPO法人の総会で、オープン2年目となる今年度に取り組むこととして、①キッチンカー等を利用した食事の提供と、②地域で採れた野菜やワカメ、手作りの手芸品などを扱う朝市の開催、を実施することが確認されました。

朝市に向けて、自分たちで野菜を育てたいという提案が少し前から行われていました。この提案を受けて、メンバーの方が休耕畑を紹介してくださり、8月末から「居場所農園」での野菜作りが始まりました。土を耕し、畝を起こしから作業は始まりました(14mの畝が16本ある広さです)。種まきの時には、毎週土曜日に「居場所ハウス」のボランティアをしてくださっている「おたすけ隊」のメンバーも参加。白菜、大根、ホウレンソウなどの苗を植えましたが、この時は「居場所農園」脇で、ピクニックのような感じで食事をしました。鹿などが入り込まないよう、周りはネットで囲ってます。

種まきに参加できなかった方からは、次、作業するときは私も参加したいという声も。「居場所農園」で採れたての野菜を昼食で食べたり、朝市で販売したりするにはもう少し時間がかかりますが、収穫の時が楽しみです。

「居場所ハウス」での朝市は、10月末から隔週で実施できるよう準備を進めています。実施に向け、NPO法人の定款変更の手続きも行っています。

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