『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウス朝市オープン

10月25日(土)、「居場所ハウス」で朝市を開催しました。
「居場所ハウス」のある末崎町にはあまり店舗がないため、車がないと買物をするのも困難です。そこで、地域の人々の暮らしを支えるため、そして、朝市を通して地域でお金が回るようにするため、以前から朝市を企画していました。それが実現し、10月25日(土)から朝市をスタートすることとなりました。

朝市を開催に向けて、8月末から「居場所ハウス」のメンバーで畑作り(居場所農園)をしてきました。白菜、春菊なども大きくなり、前日に収穫。無農薬で育てた野菜です。朝市の前日、朝からスタッフが集まり野菜を収穫したり、テントを設営したり、テーブル・パイプ椅子を運んだり、出品するものに値札をつけたりする作業を行ないました。

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朝市当日は、予定には8時に集合と書かれていましたが、それよりも早い時間に来て準備をする方も。販売品の陳列などの準備を行ない、9時に朝市オープン。「居場所ハウス」からは野菜とポップコーン、ひっつみ汁などを出しました。加えて、大船渡や陸前高田から約15軒が参加してくださり、野菜、米、りんご、花苗を販売したり、洋服のバザーに出物していただきました。この日は、気仙沼から焼き鳥屋さんも来てくださいました。

天気にも恵まれ、手押し車いっぱいに野菜を買ってくださった方、子どもを連れて来られた方、買物のあと座って話をしたり休憩したりする方、会議の帰りに立ち寄ってくださった老人クラブの方など、多くの方にお越しいただくことができました。

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朝市が終わった後、ひっつみ汁と、カマドで炊いたご飯で作ったおにぎりでスタッフは昼食。昼食を食べ、休憩をした後、残ったメンバーで後片付けを行ないました。

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「居場所ハウス」の朝市は今後も継続して行う予定です。一回きりで終わるのではなく、継続的に行うためには、スタッフが疲れてしまわないことが大切です。スタッフが疲れてしまわないようにしながら、そして、地域の方の協力を得ながら、朝市を継続していくことができればと考えています。

なお、朝市は年内は毎月第1・3土曜日の9〜12時まで開催予定です(11月は1日・15日、12月は6日・20日)。1月以降の日程はまた改めてお知らせします。