『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

Ibashoフィリピンからの近況報告

フィリピン、オルモック市のバゴング・ブハイ(Barangay Bagong Buhay)では、Ibashoフィリピンの活動が行われています。拠点となる建物はまだありませんが、自分たちでできる活動を少しずつ進めるという形でプロジェクトが進められています。
2015年1月からリサイクル活動、2015年5月から農園、そして、2016年1月からモバイル・カフェのプロジェクトが始められました。
モバイル・カフェのプロジェクトに注力している期間、リサイクル活動と農園はしばらく休止となっていましたが、2016年6月から活動が再開されています。

Ibashoフィリピンのその後の様子を教えていただきましたので、ここに紹介させていただきます(以下はIbashoフィリピンのFacebookのページの文章・写真を元にしたものです)。

2016年7月13日、バゴング・ブハイの高齢者協会(Senior Citizen’s Association)の集まりが開かれました。毎月第2水曜日に開かれているこの集まりには、地区のほとんどの高齢者が集まります。Ibashoフィリピンのコーディネーターの呼びかけにより、会場には各家庭からリサイクル品が集められ、業者に回収してもらいました。この日集められたリサイクル品は約15kgで、150ペソの売上げになり、Ibashoフィリピンの活動の資金とするとのことです。

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農園では2016年6月25日のイベントをきっかけとして、農作業が再開されています。写真はコーディネーターが7月19日に撮影したもの。
ツルムラサキ(malabar spinach)は順調に育っていますが、大きく育ったカボチャによって覆われそうになっているようです。また、肥料とするため畑には籾殻がまかれています。

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Ibashoフィリピンでは、プロジェクトの中心となるメンバーとコーディネーターにより毎週ミーティングが開かれています。
7月21日に開かれたミーティングの主な議題はモバイル・カフェの振り返りと、資金獲得のためのビンゴ大会について。地域の人にビンゴ大会に参加してもらうため、依頼の手紙を書くことが話し合われました。
なお、当初ビンゴ大会は8月中に行われる予定でしたが、8月中は地区の高齢者協会による感謝祭(Fellowship and Thanksgiving)が8月17日に、年に1度の祝賀会が8月19日に行われるとのこと。メンバーはこれらの2つの大きな行事の準備やダンスの練習などのため、ビンゴ大会は延期されることとされました。

(更新:2017年4月16日)