『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

BABA Place:ネパール・マタティルタ村で大切にされている場所

Ibashoプロジェクトが進められているネパールのマタティルタ(Matatirtha)村でのワークショップを行った日、村の方が「BABA Place」という場所を案内してくださいました。宗教的な集まりの場所だとのこと。
BABAとは父の意味で、占い師(Fortune Teller)でもあるとのこと。マタティルタ村の「BABA Place」は地図上では「Shree Swasthani Temple and Narnarayan Baba Ashram」と書かれていました。
門を入り、階段を上がっていくと壁のない正方形の大空間。その奥に寺院があります。正方形の大空間の脇には水場がありますが、今は水は枯れてしまったとのこと。

村の方から次のような話を伺いました。

  • ネパールではグチ(Guthi)ごとに「BABA Place」のような宗教的な集まりの場所を持っている。
  • グチ(Guthi)は人々のネットワークのことで、物理的なものではない。
  • マタティルタ村には多くのカーストがあり、多くのグチ(Guthi)がある。

「BABA Place」の脇には僧侶(Priest)の住宅。正方形の中庭のある建物で、30〜35人の僧侶が生活しており、修行している若い僧侶もいるとのこと。

村を歩いていると大きな木の下に座って、話をしている光景を見かけます。このように、木の下などオープンな集まりの場所をチャウタリ(Chautari)と呼ぶということも教えていただきました。