2015年6月5日(金)、千里ニュータウン内の東丘小学校にて創立50周年式典が開催されました。50周年記念式典の記念品として、小学校PTA「東丘創立50周年特別部」と千里グッズの会のコラボレーションで記念絵葉書を制作したこともあり、記念式典に招待いただきましたので、式典に参加させていただきました。
東丘小学校は市内で22番目の小学校として、1966年4月1日に開校しました。しかし、4月1日にはまだ新千里東町への入居が始まっていなかったため児童はおらず、教職員9名だけだったとのこと。その後、5月に5名の児童が入学。そして、今から50年前の6月6日に音楽式にて開校記念式が開催されました。
新千里東町への入居が進むにつれて児童数は急増。1976年には児童数がピークの1451人となりました。児童数の増加にあわせて、1973年にかけて校舎の増築も行われました(1968年に中新館、1971年に北新館、1972年に北新館、1973年に南新館)。その後、児童数は147人にまで急激に減少しましたが、近年の集合住宅の建替えにより、現在は15クラス・474人まで再び児童数が増加しています。
※参考:豊中市立東丘小学校ウェブサイト
*新千里東町の人口・世帯数の推移はこちらをご覧ください。
東丘小学校創立50周年記念式典
■第1部:記念式典 10:30〜11:20
- はじめの言葉
- 学校長あいさつ
- PTA会長あいさつ
- 来賓祝辞
- 来賓紹介
- 寄贈品贈呈
- 創立50周年記念ビデオ上映
- 校歌斉唱
- おわりの言葉
■第2部:記念ライブ 11:30〜12:00
- 「東町のロッカー」小川浩一ライブ
■第3部:バルーンリリース 13:45〜14:30
- 天まで届け!バルーンリリース
10時半に第1部の記念式典がスタート。記念式典には児童保護者だけでなく、様々なかたちで学校の運営に関わっている地域住民も参加。校長先生からは、新千里東町では2012年に地域自治協議会が設立され、地域自治協議会の芝生委員会、環境委員会、見守り隊など地域の方からたくさんのお世話になっていることも話されました。
PTA会長からは、新千里東町には、子どもの頃も新千里東町に住んでいた方が多く、これは他の地域ではあまり見られないことだと思うという話がありました。PTAから東丘小学校へは、校舎に設置する記念時計が贈呈されました。
11:20頃、第1部の記念式典が終わり、10分の休憩を挟んで、第2部の記念ライブが開催されました。
ライブを行うのはロックギタリストとして活動する小川さん。東丘小学校の卒業生で、現在は新千里東町の地域自治協議会の会長(新千里東町の自治会長)です。
「おどるポンポコリン」を演奏した後、新千里東町の校歌を演奏。子どもたちも一緒に校歌を歌いました。そして、6年生の子どもたちとロックギタリストによる「ルパン三世のテーマ」の演奏。この後、小川さんがオリジナル曲を1曲演奏しました。アンコールでは、小川さんの演奏に合わせて子どもたちが「ようかい体操」を踊りました。
12:10頃、第2部の記念ライブが終了。最後にサプライズで、新千里東町からサンタクロースがやって来て、子どもたちに記念品を渡しました。
なお、予定されていた第3部のバルーンリリースは雨天のため延期となりました。
丘小学校創立50周年記念行事はこれで終わりではありません。
8月には国際宇宙ステーションの宇宙飛行士と話をする「“宇宙との交信!”スクールコンタクト」、9月には小学校と地域による「GO!(50) GO!(50) 記念運動会」、11月には「“希望の光” キャンドルロード」が開催され、来年の3月には50周年の記念誌が刊行されるとのことです。
歴史のない町だと思われがちなニュータウン。けれども、ニュータウンも既に町びらきから半世紀が経過しました。