千里ニュータウンは1962年にまち開きが行われ、その50年後の2012年にはまちびらき50年事業が開催されました。
千里ニュータウンには吹田市域と豊中市域あわせて12住区ありますが、入居は一度に行われたわけではありません。1962年の佐竹台の入居に始まり、1969年の新千里南町の入居まで7年かけて各住区への入居が進みました。
●12住区の近隣センターの開設年
- 1962年:佐竹台
- 1963年:高野台
- 1964年:古江台・津雲台
- 1965年:藤白台・青山台
- 1966年:新千里北町・新千里東町
- 1967年:桃山台
- 1968年:竹見台・新千里西町
- 1969年:新千里南町
豊中市域では、1966年に新千里北町と新千里東町の入居が始まりました。入居から50年を迎えるのは来年、2016年ですが、新千里東町の東丘小学校ではPTA内に自主的に「50周年特別部会」が立ち上げられ、今年と来年の2年かけて様々な行事が行われる予定です。既に2015年2月19日には小学校5年生が、地域の方や卒業生に話を聞いて、新千里東町や東丘小学校の歴史を研究する「あゆみ研究」が行われました。
東丘小学校の50周年の一環として、東丘小学校PTA「50周年特別部会」と千里グッズの会のコラボレーションで「東丘小学校創立50周年記念オリジナル絵はがき」を作るという話が出ています。50周年のイラストや昔の小学校の風景、新千里東町や東丘小学校の印象的な風景などを絵はがきにする予定で、子どもたちからは好きな写真を撮って応募してもらうことになっています。
先日は、春休み期間中でしたが、絵はがき作りの素材とするため東丘小学校の校内を撮影してきました。
「千里ニュータウンにはお土産がない」「魅力ある街には魅力的な絵葉書がある」という問題意識から千里グッズの会の活動はスタートしました。絵はがき作りは設立時の2002年から(細々と?)続けてきましたが、このようなかたちで地域に関われるのは有り難いことですし、50周年をきっかけとして街のことを振り返るお手伝いができればと思います。