先日、「公文書館、コミュニティ・ミュージアム」という記事を投稿したところ、「団地建替で、高度成長期の生活資料や写真・8mmフィルムなどが大量に捨てられているのではないかと心配です」とのコメントをいただいた。偶然、8mmフィルムについて書かれた新聞記事を見つけました。アメリカの映像保存専門家らの発案によって「ホームムービーの日(HMの日)」というイベントが始められたという記事です。
「HMの日」は米国の映像保存専門家らの発案で二〇〇三年に始まった国際的なイベント。家庭に眠っている映像フィルムを集め、世界各地で同日に上映する。今年はオランダ、アルゼンチンなど十一カ国の六十二都市が参加。日本でも弘前から大阪まで十二カ所の公共施設や寺、カフェやそば屋などで自主上映会が開かれた。
*「押し入れの8ミリ 地域の宝物に」・『日本経済新聞』2008年11月25日号
ウェブサイトによると、今年は10月18日に第6回目の「ホームムービーの日(HMの日)」が行われたとのこと。同じ新聞記事には、次のようにも書かれています。
米国や欧州ではこうした映像を収集・保存するアーカイブが草の根的に広がっている・・・(略)・・・
*「押し入れの8ミリ 地域の宝物に」・『日本経済新聞』2008年11月25日号
先日、多摩ニュータウンの映画を観に行きましたが、映像の力はすごいと思わされました。写真には写真なりの魅力、表現の仕方があると思いますが、千里ニュータウンの映像も収集・保存していくことができればと考えています。
(更新:2013年3月19日)