『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

写真展と街の語り部

先日の千里グッズの会の集まりで、「まるかじり千里ニュータウン」でコラボに展示された写真、入居が始まった頃の千里中央の写真、をスライドショーで見せていただきました。
これらの写真は、豊中市が広報に掲載するために撮影されたものだとのこと。
写真自体も貴重ですが、加えて、「この写真は○○から撮影している」「昔はよく、ここまで買物に行った」「今、ここは○○になっている」という話を聞きながら写真を見るというのも楽しく、貴重な体験でした。

コラボでの写真展でも、説明する人がそこにいることが大切で、誰もいないと立ち止まっては見てもらえないけれど、誰かが立っていると色々な質問まで出てくる、という話。

街のミュージアムや写真展で最も大切なことは、その街のことをよく知っている語り部がいるということ、なのかもしれません。