『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウスの薪ストーブ

「居場所ハウス」では10月中旬から4月末までのほぼ半年間、薪ストーブを利用しています。天井が高く、広い空間を暖めてくれる薪ストーブは「居場所ハウス」にとって欠かせない存在。

ただし、薪ストーブは煙突掃除をしたり、薪を用意したりと手がかかるのも事実です。煙突掃除は、「居場所ハウス」の隣に住んでいるKさんが、月に1度くらいずつ、定休日の木曜に行ってくださっています。

薪にするための木は、有り難いことに地域の色々な方からいただいたものばかり。
先日、「居場所ハウス」のために古民家を提供してくださった陸前高田市気仙町のOさんが、薪にするための木を運んで来てくださいました。解体した小屋の部材だとのこと。
解体した小屋は、「居場所ハウス」にした古民家より古くからあった建物。元々は住宅だった建物を、Oさんの両親が葉たばこを乾燥させるために改修して利用していたものだとのこと。

「居場所ハウス」の運営は、このように多くの方々に支えられながら成立しています。