豊中まちづくり研究所主催の第152回豊中まちづくりフォーラムで、「震災から10年後の大船渡市末崎町と居場所ハウス」という話題提供をさせていただくことになりましたのでご案内いたします。
震災から10年後の大船渡市末崎町と居場所ハウス
第152回豊中まちづくりフォーラム
- 日時:2021年10月22日(金)18時30分から
- 会場:阪急豊中駅前 ホテルアイボリー 3階 オーキッドホール
- 会費:1,000円
- テーマ:震災から10年後の大船渡市末崎町と居場所ハウス
- 講師:田中康裕(Ibasho Japan代表、千里ニュータウン研究・情報センター事務局長)
講演概要
東日本大震災から10年が経ちました。今回の豊中まちづくりフォーラムでは、岩手県大船渡市末崎(まっさき)町、そして、震災後に末崎町に開かれた「居場所ハウス」(運営主体はNPO法人・居場所創造プロジェクト)という地域の人々が集まる場所を取りあげ、震災から10年後の末崎町の様子をご紹介したいと思います。「居場所ハウス」は「高齢者が何歳になっても自分にできる役割を担うことを通して、居場所ハウスに、そして、地域に関われること」を目的として活動しており、被災地以外の地域においても、高齢になっても地域で暮らすことについて考えるきっかけになればと考えています。
講師プロフィール
大学院の頃、豊中市新千里東町(千里ニュータウン)の「ひがしまち街角広場」との出会いをきっかけに、各地で開かれている居場所(コミュニティカフェ)の研究と実践を続けている。2007年、大阪大学大学院工学研究科・博士後期課程修了、博士(工学)。大阪大学大学院工学研究科・特任研究員(2007〜2008年)、清水建設技術研究所・研究員(2008年~2013年)を経て、2013年から岩手県大船渡市の「居場所ハウス」の運営・研究に参加。千里ニュータウンでは、現在でも千里ニュータウン研究・情報センター(ディスカバー千里)の活動に参加。フリーランスの研究者。
〈著書・共著〉田中康裕『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)、田中康裕『まちの居場所、施設ではなく。:どうつくられ、運営、継承されるか』(水曜社, 2019年)、日本建築学会編『まちの居場所:ささえる/まもる/そだてる/つなぐ』(鹿島出版会, 2019年)、ダチケンゼミ編『足立孝先生生誕百周年記念論文集:人間・環境系からみる建築計画研究』(デザインエッグ社, 2019年)、高橋鷹志・長澤泰・西村伸也編『環境とデザイン(シリーズ〈人間と建築〉3)』(朝倉書店, 2008年)など。
参加申し込み
参加申し込みはこちらのページをご覧ください。