施設でない場所における制作としての研究(場所を考える-65)
2025年度の日本建築学会大会で、研究協議会「地域課題と対話し、暮らしと関係を再創造するコミュニティ拠点の最前線国際比較」が開催されました。この研究協議会の資料集に「施設でない場所における制作としての研究」という文章を寄...
2025年度の日本建築学会大会で、研究協議会「地域課題と対話し、暮らしと関係を再創造するコミュニティ拠点の最前線国際比較」が開催されました。この研究協議会の資料集に「施設でない場所における制作としての研究」という文章を寄...
シンガポールでは、近年、リトル・ライブラリー(Little Library)と呼ばれる小さな図書館が各地に開かれています*1)。リトル・ライブラリーは、住民手作りのコミュニテイの場所で、本は住民の寄付によって揃えられてい...
少し前、中国の北京を訪問した際、最近北京で話題の場所として、いくつかの場所を紹介してくださいました。北京坊(Beijingfang)、白塔寺東西岔街区更新プロジェクト(Renovation project of Bait...
現在、北京では、中心部の南東の通州区に副都心(サブセンター)の開発が進められています。2023年12月27日、副都心の都市緑心森林公園内に3つの文化施設がオープンしました。北京芸術センター、北京大運河博物館、そして、ここ...
少し前、中国の北京を訪問する機会がありました。前回、北京を訪問したのは2007年のため、18年ぶりの訪問。当然ですが、北京は大きく変化していました。 前回訪問した時は、恐らく大気汚染のため、空がいつもどんよりと曇っていま...
豊中まちづくり研究所主催の第201回敬天塾で、「適度な距離をおいた他者との関係:居場所が実現する地域における助け合い」というテーマで、話題提供をさせていただくことになりましたのでご案内いたします。 適度な距離をおいた他者...
2024年9月7日、タワーホール船堀で開催の「第28回『とぽす』とその仲間展」の会場で、「親と子の談話室・とぽす」(以下、「とぽす」)のドキュメンタリー映画『とぽす~豊かな交わりの場所として~』(豊島仁監督、2024年)...
新潟市東区の「実家の茶の間・紫竹」は、「地域の茶の間」の創設者である河田珪子さんらと、新潟市との協働事業として、築約50年の民家(空き家)を活用して開かれた場所。目的は「『助けて!!』と言える自分をつくる、『助けて!!』...
新潟市の「実家の茶の間・紫竹」についての文章を、『さぁ、やろう』(さわやか福祉財団, 2025年2月)に寄稿させていただきました(PDFファイルはこちらからご覧いただけます)。 「実家の茶の間・紫竹」は、「地域の茶の間」...
フランス文学者で思想家、武道家でもある内田樹(2023)は、図書館について次のように述べています。 「図書館の使命は『無知の可視化』だと思うんです。自分がどれほど無知であるかを思い知ること。今も無知だし、死ぬまで勉強して...