イギリスのニュータウン、ミルトン・キーンズ(Milton Keynes)にはヘリテージ協会(Milton Keynes Heritage Association)という組織があります。これは、ミルトン・キーンズとその周辺にあるミュージアムや、ヘリテージを保存するグループが協同で立ち上げた組織。ミュージアムやグループ、そして、行政などが協力してヘリテージについて考えることを目的として、1994年に結成されています。
この協会にどのくらいのミュージアムやグループが関わっているのだろうと調べて驚きました。
協会のウェブサイトを見ると、60以上ものュージアムやグループの名前が掲載されています。60以上という数は多いですよね… 先日ご紹介した通り、ミルトン・キーンズは千里よりも規模が大きい(計画人口は約1.7倍、開発面積は約7.7倍)としても、千里ニュータウンやその周辺に、ミュージアムや歴史に関わるグループはどのくらいあるのだろうかと思います
ミルトン・キーンズと千里ニュータウンとでは状況が異なるので、単純に真似をすればいいとは思いませんが、けれども、アーカイブについて考えていくうえで、ミルトン・キーンズから学べること、参考にできることはあると思います。
今日の研究会では、そんな話もできればと思います。
(更新:2015年6月3日)