『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウスのソバ打ち講習会

大船渡は朝晩はすっかり冷え込む季節となりました。干し柿を吊るしたり、薪割りをしたり、そして、薪ストーブを使ったりと、「居場所ハウス」も冬の光景。Kさんが、近くからいただいた木(高台移転のために伐採された木)をチェーンソーや鉞を使って薪割りをされています。

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11月16日(日)、「居場所ハウス」では第2回目のソバ打ち体験講習会を行ないました。講師は、昨年と同じく日頃市町のYさんで、講習会には12〜3名が参加されました。昨年はソバ粉だけの十割ソバに挑戦しましたが、初心者には難しいこともあり、この日はソバ粉と小麦粉を8:2の割合で混ぜた二八そば。最初、講師のYさんを見習いながら、3名がみなの前でソバ打ち。その後、残りの参加者が「見てるより、実際にやると難しい」などと言いながら、それぞれソバ打ちを体験。でき上がったソバは裏のカマドも使って茹でていきました。

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なお、ソバ打ち体験講習会に合わせて、この日も「おたすけ隊」のメンバーがカマドでご飯を炊いてくださいました。カマドでご飯を炊くのは今日で3回目でしたが、今日は今までで一番上手く炊けたとのこと。長年眠っていた勘が蘇ってきたということでしょうか? 「3度目の正直」とSさん。「懐かしい」、「これが一番美味しい」と言いながらオコゲを食べる方の姿も。
この後、講習会の参加者や「おたすけ隊」のメンバー、「居場所ハウス」のスタッフら居合わせた人たちで、打ったばかりのソバ、カマドで炊いたご飯をいただきました。

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今日のソバ打ち体験講習会には、普段「居場所ハウス」に顔を出されない方も4〜5名参加してくださいましたし、講習会の参加者以外にも若い世代の方が顔を出してくださったりと賑やかで、それでいて穏やかな1日となりました。