『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウス、料理メニューの試食会

1月末から「居場所ハウス」の外に増築していたキッチンスペース(料理ハウス、愛称:スマイル食堂)も無事完成し、5月3日から食堂の運営を始めています。運営日時は11時〜13時半(ただし、木曜日は定休)。メンバーでの話し合いを通して、月・火・水・金はパートの方で、土・日は「おたすけ隊」で運営することとなりました。

1日に何人くらいが昼食を食べに来てくださるかも読めない現状では、無理せず運営を継続するためにうどん、そば、もりそばの3メニューでの運営を始めることとなりました。その日に手に入った野菜を使った天婦羅などがトッピングとして注文できる日もあります。どのようなトッピングがあるかは、その日のお楽しみ、というのは「居場所ハウス」らしいかなと思います。

まず3種類のメニューでスタートしましたが、これから夏に向けて、冷やしうどんも欲しい、麺類だけじゃなくご飯ものも欲しい、という意見が出されていました。そこで、この日はパートの中で料理な得意な1人の女性が、冷やしうどんの見本を作ってくださいました。麺のゆで方、トッピングなどを工夫されたとのこと。試食をしながら、どのように麺を茹でるとよいかなど、意見交換をされていました。この他、メニューになるまでにはしばらく時間がかかるかもしれませんが、ご飯ものについてもアイディアを持っておられるようです。
また、土曜日はうどん、そば、もりそばではなく、「おたすけ隊」のメンバーが週替わりのランチを作ってくださることになっています。ランチのメニューについては、これもその日のお楽しみということのようです。

食堂はまだオープンしたばかり。これからもメニューについて、運営体制や運営方法について試行錯誤が続くと思いますが、メンバーが意見を出し合いながら、試行錯誤できる時間が持てること。このことが、「居場所ハウス」にとって、地域にとって最も大切なことなのだと思います。

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