『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウスの生け花教室

「居場所ハウス」では2014年の6月から毎月2回、生け花教室を開催しています。第1回目は5人の参加者でスタートとした生け花教室も、少しずつ輪が広がり現在は7名となりました。生け花教室は先生の好意で、花卉代の実費負担で参加できました。
少し前、生け花教室を紹介された方が、いつまでも先生の好意に甘えるわけにはいかないので、12月末で一旦生け花教室を終了したいという報告があり、その後、生け花教室を続けるかどうか? 続けるとすればどのようなかたちで続けるのが良いか? を参加者で話し合いませんかという提案をされ、11月18日の生け花教室の後、参加者による話し合いがもたれました。

「もし続けるなら、こちらが月謝を払って。それでもやろうというメンバーであれば」とある方が言うと、「私はやる」、「これで終わるのはね」という参加者からの声。話し合いの結果、来年1月からは先生に若干の謝礼を払うこと、また、「居場所ハウス」にも場所代を支払うこと(これまでは「居場所ハウス」主催の教室ということで場所代は免除になっていました)が確認されました。

あらかじめ決められたプログラムにお客さんとして参加するのではなく、自分たちが望む活動をどうすれば継続できるか、費用負担のことも含めて、参加者同士で話し合うこと。ささやかかも知れませんが、こうしたプロセスを持てることが大切だと思いますし、こうしたプロセスがもてることが「居場所ハウス」の良さなのだと思います。

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