『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウスで三周年記念感謝祭を開催しました②

2016年6月18日(土)の三周年記念感謝祭は晴天にも恵まれ、大盛況に終えることができました。それも多くのスタッフがあったからこそ。なかなか表に出ることのない縁の下の力持ちであるスタッフの1日をご紹介したいと思います。

三周年記念感謝祭当日のスタッフは「居場所ハウス」のメンバー、「おたすけ隊」、婦人会、老人クラブの有志など合わせて約40人。そして、カリタス・ジャパンからも13人が来てくださいました(紹介する写真に写っているのはスタッフの1部で、この他にも多くの方からの協力がありました)。

当日、スタッフは8時に集合して打合せをすることになっていましたが、朝早くから来て準備をした方もあり、8時の段階ではかなり準備もできている状態となっていました。
8時過ぎに打合せを行い、その後、スタッフだけで記念の集合写真を撮りました。いつも大きなイベントがある時は後片付けが終わってそのまま解散してしまうので、今回はイベントが始まる前に集合写真を獲ることとしました(しかし、準備の手を放すことができない人もおり、スタッフ全員での記念撮影というわけにはいきませんでしたが)。
焼きそば、焼き鳥、ホタテ貝、なべ焼きを焼いたり、昼食の準備をしたり、ソフトクリーム、かき氷を作ったり、朝市の販売をしたり、交通整理をしたり、受付・会計を担当したりと、それぞれ忙しく、民謡歌謡ショーや日本舞踊をゆっくり楽しむ余裕もなかったと思います。人数が足りなくて忙しそうだからと、急きょ、手伝いをされていた方もいました。

昼食が終わり、午後のプログラムが始まる頃にはようやく一段落。スタッフの中には席に座って、日本舞踊を楽しんでおられる方もいました。

13時半にプログラムが終了。この後、残っていたスタッフで後片付け。スタッフの人数が多く、また、スタッフではない方も後片付けに参加してくださったこともあり、1時間弱で後片付けをほぼ終えることができました。そして、14時半頃から、カリタス・ジャパンの方々を含め慰労会を行いました。
朝市の販売方法や昼食の販売など今後に向けての改善部分も見られましたが、無事に三周年記念感謝祭を終えることができました。

三周年記念感謝祭に協力してくださった50人もの方々。もし、「居場所ハウス」がなかったとしても、それぞれの方は地域で活動されていたと思います。しかし、「居場所ハウス」が生まれたからこそ、これらの50人もの方々が一堂に会し、何百人もの人々が集まるイベントを行うことができた。
「居場所ハウス」で最初に開催した大きな行事は、2013年11月24日(日)に開催した「居場所感謝祭」。当時の資料を読み直すと、「居場所感謝祭」のスタッフ数は約25人。確実に協力者の人数は増えています。このことは「居場所ハウス」が生み出した一番の財産です。

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