先日、大船渡市末崎町の旧・大田団地を歩く機会がありました。東日本大震災から6年が経過した末崎町の様子をご紹介したいと思います。
門之浜湾に面した部分は、末崎町には珍しく平坦な土地であり、震災前には約250戸が建ち並ぶ新興住宅地でした(1971年5月に宅地分譲開始)。しかし、東日本大震災の津波により海側が大きな被害を受け、戸数は100戸以下に。その後、最近まで土砂の仮置き場となっていました。
先日歩いた時には、被災した旧・大田団地の中央を東西に通る道路の建設がかなり進展。
海側に仮置きされていた土砂の量も少なくなっており、いずれここにトマト栽培施設が建設されることになっています。
門之浜湾には12.8mの防潮堤の建設が進んでおり、湾の半分ほどの部分で防潮堤が完成していました。