『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

大船渡市末崎町の大田団地・門之浜湾の様子(2018年6月)

大船渡市末崎町の大田団地と、門之浜湾の最近の様子です。

以前にもご紹介した通り、門之浜湾に面した土地は、末崎町には珍しく平坦で震災前には約250戸が建ち並ぶ新興住宅地でした(1971年5月に宅地分譲開始)。東日本大震災の津波により海側が大きな被害を受け、戸数は100戸以下になりました。

旧・大田団地を東西に走る道路は既に完成。この道路も第二の防潮堤として機能することが期待されており、この道路を挟んで内陸側が居住エリア。海側には大船渡市が誘致する「いわて銀河農園」(紫波町)のトマト工場の建設が進められています。

門之浜湾の防潮堤も既に完成しています。海面からの高さは12.8mだとのことです。