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新型コロナウイルス感染症の流行下でのIbashoフィリピンの活動

フィリピン・オルモック市のバゴング・ブハイ(Barangay Bagong Buhay)で活動するIbashoフィリピンの最近の活動をご紹介します(写真はIbashoフィリピンのFacebookのページより)。

新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、多くの活動が影響を受けましたが、Ibashoフィリピンも例外ではありません。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、Ibashoフィリピンのメンバーは、拠点である建物(Ibasho Building)をオルモック市に提供することを決定。建物は2021年中旬までオルモック市の隔離施設(quarantine facilitie)として利用されることになりました。

オルモック市では、現時点でも新型コロナウイルス感染症が収束したわけではなく、ソーシャル・ディスタンシングやマスク着用などの予防措置は引き続き求められていますが、以前ほど厳格な規制は行われなくなったとのこと。Ibasho Buildingの隔離施設としての利用も終了しました。

2021年7月7日、Ibashoフィリピンとバゴング・ブハイの高齢者協会(Senior Citizens Association)が協力して資金を出し合い、Ibasho Buildingに窓にルーバーを設置しました。これまで、窓には保護用の格子が設置されていたものの、開閉できる窓は設置されていませんでした。今回、ルーバーを設置したことで、窓の開閉が可能な状態になりました。
Ibasho Buildingは2019年1月にオープニング・セレモニーが行われましたが、その後も少しずつ手が加えられてきました。

フィリピンでは毎年7月が栄養月間(Nutrition Month)とされています。今年、2021年は第47回目の栄養月間。
Ibashoフィリピンとバゴング・ブハイの高齢者協会(Senior Citizens Association)は、栄養月間の活動としてバランガイの貧困な子どもたちに食事を提供する活動を行いました。日本の「こども食堂」のような活動です。

2021年7月10日、屋根付きのバスケットボールで高齢者協会の月例会が開催された後、子どもたちへの食事の提供が行われました。同じ活動は、翌日、7月11日にも行われたということです。