写真はネパールの首都カトマンズにあるカテシンブ・ストゥーパ（Kathesimbu Stupa）。タメル地区からやや南に歩いたところにあります。通りから細い路地を抜けると開けた空間があり、そこにこの大きなストゥーパがあります。
四方を建物に囲まれた正方形の広場になっていて、先日ご紹介したバハール（Bahal）という広場になっていることがわかります（住所を確認するとBiharという言葉が書かれていました）。
カテシンブ・ストゥーパを訪れたのは夕方でしたが、多くの人が過ごしていました。大きなストゥーパでは若者が集まっている。大きなストゥーパの周りにたくさんある小さなストゥーパの間を、子どもたちが走り回っている。小さな子どもを見守る母親。広場に面した店舗の前では高齢者が話をしている様子も見かけました。表の通りからバハールに通じる路地の両側や、バハールに面した店の前に出されたテーブルに座っている人。
こうした光景をみて、バハールは、世代を越えた人々が過ごすための地域にとって重要な空間になっているのだと感じました。
