『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウス、小正月のミズキ団子

「居場所ハウス」では小正月のミズキ団子を飾っていました。ミズキの枝に色とりどりの団子などを飾り、五穀豊穣を願う地域に伝わる季節の行事です。
ミズキ団子は、1月9日(月)に「居場所ハウス」のスタッフらで飾り付けをしたものです。
「居場所の中 みずき団子で飾りつけ6ヵ所。○○さんのお陰様で、楽しく作りました。ダルマとかえびす様とか七福神などの飾りものが、どこ探してもなく、やっこさんとか折り鶴など色紙で手作りする」(1月9日の日誌より)。

以前はどの家庭でもミズキ団子が飾られていたが、最近では保育園や公民館を除けば、次第にミズキ団子の飾り付けが行われなくなってきたという話。このような季節ごとの行事を継承していくことも、「居場所ハウス」の役割です。
先週末は物づくり教室や子ども会の行事が行われ、多数の子どもたちの来訪がありました。子どもたちが、どの程度ミズキ団子のことを気にとめてくれたかもわかりませんが、大人になった時、「そういえば、「居場所ハウス」でもミズキ団子が飾られていたな」という形であっても、思い出してもらえたらと思います。

ミズキ団子を片付けるのは1月20日頃ですが、乾燥した団子が床に落ち始めたため、「居場所ハウス」では少し早く片付けることにしました。片付けの作業は、たまたま「居場所ハウス」に来られていた高齢の女性も手伝ってくださいました。
ミズキの枝から取り外した団子は、昔は灰の中に入れて焼いて、食べたとのこと。昔は食べる物もなかったため、子どもたちにとっては楽しみだったという話も伺いました。