『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

大船渡市末崎町・大田仮設の解体作業(2017年6月)

市営球場に建設され、2017年3月末で閉鎖された大田仮設の解体の様子。今日、近くを通りかかったところ、既に半分以上の棟が解体され、周りには部材が種類ごとに分けて置かれていました。
3月末までと、ついこの前まで生活していた場所ですが、見る度に風景が変わっていくせいか、あれから随分と時間が経ったような気もします。

災害公営住宅「平南アパート」前にある農園「平南農園」。休耕地を借りて農作業が行われていますが、野菜も大きく育っているように見えます。

先日、子どもたちの声が聞こえたので外に出ると、「居場所ハウス」前を子どもたちが列になって歩いていくところでした。小学校2年生(?)の子どもたちで、この日は災害公営住宅と防災集団移転の見学だったとのこと。
小学校2年生だとすると、東日本大震災の時はまだまだ小さな子ども。そんな子どもたちが大きくなったことに時間の経過を感じるとともに、(まだまだ復興は途上かもしれませんが)震災のこと、震災からの復興のことを次の世代に伝えていくことの大切さを改めて感じました。