『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

デジタル公民館けせんのパソコン&スマートフォン相談会(2020年2月)

2020年2月15日(土)、末崎地区公民館「ふるさとセンター」にて、「デジタル公民館けせん」のパソコン&スマートフォン相談会が開かれました。以前は「デジタル公民館まっさき」として活動していましたが、今年度から「デジタル公民館けせん」という広域を対象とする活動として継続されています。ただし、パソコン&スマートフォン相談会は末崎町の住民がお世話役をするというかたちは、以前から継続されています。

この日のパソコン&スマートフォン相談会の講師はNさんに加え、東京から3人にお越しいただきました。
この日の参加者は10人。体調を崩してしばらく休んでおられた方が久しぶりに参加されて再会の場となったと同時に、公民館報の案内を見て初めて参加した方もいらっしゃいました。

この日参加された方全員の相談は把握できていませんが、次のような相談に対応しました。

  • 今まで「かな入力」を使っていたが、「ローマ字入力」を覚えたいので、練習用のソフト(フリーソフト)をインストールして欲しい。
  • 音楽CDをダビングする方法を教えて欲しい。
  • Googleマップの「マイマップ」の機能を使ってオリジナルの地図を作成している。マッピングしたそれぞれのポイントに写真を追加したい(→用意されているファイルがPDF形式であり、画像(JPG・PNG形式)のファイルでないとアップロードできないことをお伝えしました)。

数日前、「居場所ハウス」に来られた方から、Windows 10にアップグレードしたところ、デスクトップのアイコンが見えなくなったという相談がありました。その時は対応方法がわからなかったのですが、この方がFacebookに困り事があると投稿されたとこと、東京の方が電話で対応してくださり、無事、問題が解決したという話を伺いました。
Facebookを通じて、末崎町と東京という地域を越えた関係が築かれていることが伺えるエピソードだと思います。それと同時に、こうしたやりとりが可能なのは、東京から何度も足を運んでくださりお互いの顔を知っている者同士だから。この意味では、実際に顔を合わせているという物理的な対面と、FacebookというITの領域のサービスの組合せとの相乗効果で大きな意味を持つということにも気づかされました。


次回のパソコン&スマートフォン相談会は3月7日(土)に開催予定です。