『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

千里ニュータウン再開発の光景@UR千里竹見台団地(2020年10月)

UR千里竹見台団地の高層住棟2棟の建て替えはほぼ完成しています。先月歩いた時はまだ工事の仮囲いがされていましたが、先日歩いた時には仮囲いが撤去されていました*1)。

今回建て替えられたのは次の高層住棟2棟です。

  • C26棟→101棟(RC造(一部鉄骨造)14階建、263戸)
  • C9棟→201棟(RC造地下1階、地上10階建、197戸)

建て替え前のUR千里竹見台団地では、住棟前にCが付けられていましたが(C1棟〜C43棟)、建て替え後のUR千里グリーンヒルズ竹見台では、住棟前のCがなくなり、101棟、201棟と番号が割り振られています。

101棟

建て替え前のC26棟は、南千里駅前に位置する高層スターハウスで、同じく高層スターハウスのC27棟、C28棟と共に特徴的な景観を作り出していました。
建て替え後の101棟は「く」の字を2つくっつけたような平面形となっており、C26棟と全く同じでないもののスターハウスの平面形になっています。

残り2棟の高層スターハウスのうち、C27棟は塗装し直されこのまま残されますが、C28棟はいずれ建て替えられるようです。そのため、オリジナルの状態のC28棟、建物はオリジナルだが塗装し直されたC27棟、建て替えによって生まれた101棟の3種類の高層のスターハウスが並ぶのを見ることができるのは今だけです。

(3棟の高層のスターハウス)

(建て替えらえた101棟)

201棟

一般的にURの団地は住棟が「平行配置」されることが多いですが、UR千里竹見台団地の北部には、高層住棟によって作られた2つの大きな囲みがあります。高層のスターハウスに加えて、「囲み型配置」がなされているのもUR千里竹見台団地の特徴です。

(北側の囲み)

建て替えられたC9棟は、2つの囲みのうち、南側の囲みを形作る住棟の1つでしたが、建て替えられた201棟はC9棟と同じ位置に建て替えられたため、南側の囲みは残されています。
南側の囲みには遊具やベンチなどが置かれた広場として整備されています。

(201棟と南側の囲み)

建て替えられた101棟、201棟の様子をご紹介しましたが、UR千里竹見台団地/UR千里グリーンヒルズ竹見台の建て替えにおいては、以前と同じような住棟に建て替えることで、以前からの景観を継承することが考慮されていることがわかります。


  • 1)UR賃貸住宅「千里グリーンヒルズ竹見台」のページによると、新しい住棟の募集時期は、郵送・インターネット申込が2020年11月7日(土)~11月16日(月)に、現地申込が2020年11月7日(土)~11月15日(日)とされている。入居開始予定は2021年1月9日(土)、1月16日(土)。