サードプレイスとしてのバル・カフェテリア@スペインのビルバオ
スペイン・バスク地方にあるビルバオ(Bilbao)を訪れて印象残っているのは、多様な世代の人々がバルやカフェテリアで飲食していたこと。 バルやカフェテリアは、ゆっくりテーブルに座って食事をする場所でなく、簡単に食事をすま...
スペイン・バスク地方にあるビルバオ(Bilbao)を訪れて印象残っているのは、多様な世代の人々がバルやカフェテリアで飲食していたこと。 バルやカフェテリアは、ゆっくりテーブルに座って食事をする場所でなく、簡単に食事をすま...
公民館は、一般的に趣味や文化に講座が行われる施設、趣味や文化に関わるグループが活動する施設というイメージで捉えられることが多いかもしれません。しかし、公民館はそもそもどのような経緯で生まれたのか。このことを知るため、最近...
2022年9月26日(月)、新潟市東区にある「実家の茶の間・紫竹」を訪問させていただきました。 「実家の茶の間・紫竹」は空き家を活用して2014年10月18日に開かれた場所で、間もなくオープンから8年を迎えます*1)。河...
2022年9月1日〜2日、さわやか福祉財団主催の「いきがい・助け合いサミットin東京」に参加しました。1日目には、「共生型常設型居場所をどう広げるか」をテーマとする分科会に登壇させていただきました。 ■分科会8:共生型常...
少し前のことになりますが(2022年4月8日)、千里ニュータウン新千里東町の「ひがしまち街角広場」を訪問しました。 「ひがしまち街角広場」は新千里東町の近隣センターの空き店舗を利用して、2001年9月30日にオープンした...
先月末(2022年3月末)、東京都江戸川区の「親と子の談話室・とぽす」を訪れました。2020年に新型コロナウイルス感染症が発生してから訪れる機会がなかったため、約3年ぶりの訪問です。 「親と子の談話室・とぽす」1987年...
居場所における正統的周辺参加 新潟市東区に、新潟市の最初の「地域包括ケア推進モデルハウス」(基幹型地域包括ケア推進モデルハウス)として開かれた「実家の茶の間・紫竹」という場所があります*1)。「地域包括ケア推進モデルハウ...
2021年12月12日(日)、府中市市民活動センター・プラッツ主催の「第三の居場所:地域のたまり場・コミュニティカフェを知ろう」という講座で、「まちの居場所の紡ぎ方」と題して、大阪府千里ニュータウンの「ひがしまち街角広場...
『ゲンロン12』所収の論文、東浩紀(2021)「訂正可能性の哲学、あるいは新しい公共性について」を読みました。この論文で東浩紀は、私たちは家族を閉じられたもののと捉え、それゆえ、家族を越えた開かれた市民社会を作ろうとして...
2000年頃からコミュニティカフェ、地域の茶の間、サロン、宅老所などが従来の施設ではない場所が同時多発的に開かれてきました。筆者らは、このような場所を居場所(まちの居場所)と呼んで注目してきました(日本建築学会, 201...