日常の場所がもつ価値とその場所を継続するために
「まちの居場所」の最大の価値は、毎日開いていて、行けばいつでも誰かがいてくれるという日常の場所であることです。毎日開いているから、(イベントの時だけでなく)気が向いた時に立ち寄ることができる。また、居合わせた人同士の会話...
「まちの居場所」の最大の価値は、毎日開いていて、行けばいつでも誰かがいてくれるという日常の場所であることです。毎日開いているから、(イベントの時だけでなく)気が向いた時に立ち寄ることができる。また、居合わせた人同士の会話...
2015年10月17日(土)、「居場所ハウス」で地域の暮らしの現状と課題を共有するためのマップを使ったワークショップを開催しました。ワークショップは日建設計ボランティア部とNPO法人Ibasho Japanの共同で実施し...
以前、千里ニュータウンでの活動について「「当たり前」の継承:千里ニュータウンにおけるアーカイブ・プロジェクトの試み」(『住宅』2013年5月)という記事を書いたことがあります。 まち開きから半世紀以上が経過した千里ニュー...
『近代建築』2015年10月号に寄稿した文章です。PDFはこちらをご覧ください。 試行錯誤により再構築されていく地域:岩手県大船渡市「居場所ハウス」が目指すもの 1.暮らしの再構築 復旧と復興の違いについて、復旧は被災前...
先日、社会福祉法人・佛子園が運営する三草二木西圓寺(以下、西圓寺)というコミュニティの場所を訪問しました。西圓寺を見学させていただき、これから地域の場所を考える上で多くのことを教わりましたのでご紹介させていただきます。 ...
最近、コミュニティ・カフェ(まちの居場所)が各地に開かれていますが、このような場所が開かれるようになったのは2000年頃のことだと思います。 当時、それまでになかった種類の場所が各地に同時多発的に生まれていることに注目し...
「居場所ハウス」では8月15日(土)に納涼盆踊りを開催します。 「居場所ハウス」の前では納涼盆踊りに向けた櫓作りが始まりました。櫓で使う太鼓、提灯は近くの公民館からお借りしました。地域にどのようなものが、どこに保管されて...
「居場所ハウス」でいると、時々、取材に来た新聞記者だと間違われることがあります。大きなカメラを持って撮影しているからかもしれませんが、調査をしている者がどのように見られているか? は調査において非常に重要な問題になります...
「居場所ハウス」は「高齢者」が面倒をみてもらう存在ではなく、誰かの面倒をみるという役割を担える場所、誰かの役に立てる存在として認められる場所になることを理念として運営しています。 しかし注意したいのは、人の価値は誰かの役...
あるNPO法人の方から相談を受けました。ある研究グループからインタビュー調査を受けることになったけど、このグループは「ちゃんとしたグループなのですか?」「真正面からすべて答えるべきなのですか?」とのこと。この調査に対して...