調査者の地域での役割
「居場所ハウス」でいると、時々、取材に来た新聞記者だと間違われることがあります。大きなカメラを持って撮影しているからかもしれませんが、調査をしている者がどのように見られているか? は調査において非常に重要な問題になります...
「居場所ハウス」でいると、時々、取材に来た新聞記者だと間違われることがあります。大きなカメラを持って撮影しているからかもしれませんが、調査をしている者がどのように見られているか? は調査において非常に重要な問題になります...
「居場所ハウス」は「高齢者」が面倒をみてもらう存在ではなく、誰かの面倒をみるという役割を担える場所、誰かの役に立てる存在として認められる場所になることを理念として運営しています。 しかし注意したいのは、人の価値は誰かの役...
あるNPO法人の方から相談を受けました。ある研究グループからインタビュー調査を受けることになったけど、このグループは「ちゃんとしたグループなのですか?」「真正面からすべて答えるべきなのですか?」とのこと。この調査に対して...
写真は深大寺(東京都調布市)のBさんが造られた土鈴(どれい)です。 「振分けの 髪を短み 青草を 髪にたくらむ 妹をしぞ思ふ」という万葉の歌が書かれています。土鈴とは粘土を焼成して作られた土製の鈴で、かつては祭祀に使われ...
日本全国で様々なまちの居場所(コミュニティ・カフェ)が開かれています。 それぞれの場所は、「このような場所にしたい」という理念・目的をもって運営されています。先日、まちの居場所の話をしていたところ、「理念というのは、糖尿...
「居場所ハウス」のような「まちの居場所」では、(「まちの居場所」がオープンするまでに)地域で築かれてきた関係が重要です。例えば、同じ団体で活動していたり、同じ職場であったり、友人であったり、近所に住んでいたりなど、地域に...
少し前のことになりますが、ヒビノケイコ氏がブログ「ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。」の中で、「そろそろ「地域課題を解決する」という思い込みから抜け出したほうがいい」ということを書かれています。 ロジカルなこ...
大船渡の「居場所ハウス」では、先日、NPO法人の理事会を開催しました。理事会では、運営資金のこと、補助金のことも議題となりました。 「居場所ハウス」に限らず、地域の場所(まちの居場所/コミュニティ・カフェ)にとって運営資...
地域の場所(まちの居場所)に関する研究をしていると、研究の成果をどのように地域へ還元するのか? ということをよく考えます。 研究は今すぐ有用なこと(有用と思われる)だけを目指して行うものではありませんし、今、有用でなない...
大船渡市末崎町の「居場所ハウス」のスタッフ・来訪者の中心は高齢者であり、高齢者施設の一種類だと捉えらることもありますが、「居場所ハウス」では高齢者施設ではないことを意識的に打ち出しています。一般的に、高齢者施設において高...