『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウスに新しい棚を設置しました

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「居場所ハウス」に棚を設置しました。
入口を入って左側にある壁部分です。元々、この部分には、2014年10月からメンバーのKさんが納涼盆踊りの櫓として作ったものを改造して展示品を置いたり、イベントのチラシを置いたりしていました。物が多くてゴチャゴチャした感じになっていたこともあり、きちんとした棚を置きたいという話がずっと出ていました。
その念願がかない、棚を設置。設計はメンバーのKさん。そして、Kさんの同級生で、末崎町内で親子で大工をされている方が制作してくださいました。写真の通り、素敵な棚が完成し、空間も広く使えるようになりました。

この棚は、いずれ色々なものを販売するためのスペースにしていく予定です。
「居場所ハウス」では毎月1回、朝市を開催していますが、例えば干し柿、クルミなどは朝市以外でも常時販売できればと考えています。また、地域には裁縫や小物、工作など様々なものを作っておられる方がいます。そういう方々にとっての作品の発表と販売の場所としても活用していただければと。既にエプロン、帽子などを販売している方がいますが、こういった活動を本格的に進めていきたいと考えています。
もちろんお金のやりとりが発生するので、ある程度の決まり事は必要です。どのように物を販売していくかは、引き続きメンバーで意見交換しながら、より良い方法を見つけていきたいと考えています。

一般的に行政が運営する公共施設では物の売り買いはできません。しかし、物を売ったり、買ったりすることは地域に関わるための1つの手段。お金のやりとりは、コミュニケーションのきっかけになると言ってもよいと思います。
「居場所ハウス」は地域の人々が日常的に集まる場所ですが、行政が運営する公共施設ではありません。そんな「居場所ハウス」だからこそ担える役割はあるはずですし、これからも色々なアイディアを取り入れながら運営を継続できればと考えています。

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