『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

千里ニュータウン再開発の光景@竹見台のスターハウス(2020年9月)

阪急千里線の南千里駅の北西に3棟の高層住棟があります。UR千里竹見台団地のC26・27・28棟で、平面形が「Y」の字になっているためスターハウスと呼ばれる住棟で、千里ニュータウンの玄関口のランドマークとなってきました。

(2006年6月16日撮影)

3棟の高層のスターハウスは、UR千里竹見台団地の再開発により、順次建て替えられることになっています。

現在、一番北側にあるC26棟の建て替えが進められており、今年中には竣工することになっています。また、C27棟は白・グレー・ピンクの3色を基調とする色に塗り替えられています。そのため、以前の状態のC28棟、建物はオリジナルだが塗装し直されたC27棟、そして、建て替えによって生まれた住棟(旧C26棟)という3種類の高層のスターハウスを見ることができます。ただし、C28棟は建て替えられる予定のため、この光景を見ることができるのは現在だけ。

建て替えによって生まれた住棟(旧C26棟)もスター型。しかし、現在の基準にあわせて設計されているためか「く」の字を2つくっつけたような平面形となっており、以前のスターハウスに比べるとずんぐりとした印象を受けます。なお、再開発によって生まれる新たな住棟は「千里グリーンヒルズ竹見台」と名づけられることになっています*1)。


  • 1)千里ニュータウンのURの集合住宅は、現在、竹見台に加えて、新千里東町、高野台で再開発が進められている。再開発後の名称は「千里グリーンヒルズ○○」に統一され、それぞれ、「千里グリーンヒルズ竹見台」、「千里グリーンヒルズ東町」、「千里グリーンヒルズ高野台」とされる。