『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

千里ニュータウン再開発の光景@UR新千里東町団地・千里グリーンヒルズ東町(2020年12月)

新千里東町のUR新千里東町団地は、4棟の11階建ての高層住棟と、26棟の5階建ての中層住棟、そして、1棟の集会所からなる1,522戸の団地でした。
団地の中で、4棟の高層住棟と集会所が再開発されることとなり、再開発の工事が進められています。

このうち、第一期となる高層住棟のC27棟と集会所の部分の再開発が完了し、先月から入居が始まっています。
完成したのはUR千里グリーンヒルズ東町の101・102・103号棟の3つの住棟*1)。それぞれの充当の階数と住戸数は次のようになっています*2)。

  • 101号棟:156戸、RC造地上7・12階建
  • 102号棟:70戸、RC造地上8階建
  • 103号棟:154戸、RC造地上6・12階建

101・103号棟はL字型に配置されており、101・103号棟の12階建ての高層住棟は南向きになっています。住棟の南側には、以前からある広場(グラウンド)が残されています。
3つの住棟で囲まれた部分は、遊具が置かれたプレイロット、遊歩道のある中庭。いくつかベンチも置かれています。

103号棟の6階建ての住棟の1階部分には集会所と管理サービス事務所。集会所前には「ボンテン入れ」が置かれていました。

北側のこぼれび通りからの景色。北側には102号棟があり、住棟の間は立体駐車場となっています。

UR千里グリーンヒルズ東町の新しい住棟はオートロックになっていました。

今後はUR新千里東町団地の残りの3つの高層住棟(C28・29・C30棟)の部分の再開発が行われる予定で、既に退去が完了。住棟の周りには囲いがされていました。
また、再開発にあわせて団地北側を通る歩行者専用道路のこぼれび通りも、道路幅を拡張する改修が行われることになっているようです。


  • 1)千里ニュータウンのURの集合住宅は、現在、新千里東町に加えて、竹見台、高野台で再開発が進められている。再開発後の名称は「千里グリーンヒルズ○○」に統一され、それぞれ、「千里グリーンヒルズ東町」、「千里グリーンヒルズ竹見台」、「千里グリーンヒルズ高野台」とされる。
  • 2)UR賃貸住宅「千里グリーンヒルズ東町」のページより。