『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウスのふれあいキッズデー

10月18日(土)、デジタル公民館まっさき主催で「居場所ふれあいキッズデー」を行なわれました。居場所ハウス」には絵本を含め図書がたくさんあるのに、なかなか利用されていないという思いから、デジタル公民館まっさきの活動に参加されている3名の女性、Oさん、Kさん、Kさんが中心となり準備してきた行事です。第1回目のこの日は、図書にちなんでKさんが「泣いた赤鬼」の読み聞かせをしてくださいました。ポスターの赤鬼は、絵が得意なKさんの旦那さんが描かれたものだとのこと。3人の女性は朝から集合し、打合せや会場の設営をしたり、近隣の子どもがいる家庭へチラシを持って行ったりされていました。

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初めての企画でもあり、また、午前中は小学校で学習発表会も行なわれていたため、何人の子どもが来てくれるか心配でしたが、最終的には11人の子ども(と4人の母親)が参加してくれました。お孫さんを連れて来てくださったスタッフもいました。「子どもが来るといいねぇ」というあるスタッフの言葉のように、子どもが集まると「居場所ハウス」も賑やかになります。

「居場所ふれあいキッズデー」は13:30からスタート。最初に子どもたちに名札を描いてもらい、順番に自己紹介。そして、Kさんによる「泣いた赤鬼」の読み聞かせです。少し長い話だったせいか(?)、途中でお絵描きを始めた子どももいました。今まで読み聞かせなんてしたことないというKさんでしたが、紙芝居の最後まで真正面に座って聞き入っている子どもも。紙芝居の後、もう1人のKさんがお正月の歌を、どうやって手話で歌うかを教えてくださいました。

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最後に、東京から送ってもらった駄菓子を食べました。「自分が子どもの頃は学校と家の間に駄菓子屋さんというのがあって、駄菓子を食べながら社会の勉強をしてたんだよ」というMさん。(小さな子どもにはこの意味が伝わらなかったかもしれませんが)末崎には子どもたちが放課後立ち寄れる駄菓子屋さん的なお店はないなと思います。だからこそ、居場所ハウスのような場所が大切になってくるのだと思います。

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駄菓子を食べ、14:30頃、第1回目の「居場所ふれあいキッズデー」は終了しました。この後、「居場所ハウス」が閉店する16時頃まで今日の反省と今後の活動に向けた打合せをされていました。
季節の料理を一緒に作るのはどうか? 話を一方的に聞くだけでなく、参加できる遊びもいいのではないか? 竹とんぼは、親の世代も体験してないので、そのような遊びこそ地域でやる意味があるのでは? などの意見も出ていたようです。

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来月以降も、毎月1回「居場所ふれあいキッズデー」は開催されます。次回は、11月15日(土)です。

(更新:2015年4月15日)