『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

千里ニュータウンの思い出

千里グッズの会は、2011〜2014年度まで豊中市の協働事業として「ディスカバー千里」の活動を行ってきました。ディスカバー(Discover)とは「発見する」の意味。千里ニュータウンの魅力と歴史を発見するための活動です。

千里ニュータウンは日本で最初の大規模ニュータウンで、まちびらきは1962年(昭和37年)。2012年でまちびらきから50年を迎えました。「ディスカバー千里」の活動を通して、千里の開発に携わった方、千里の第一世代として入居された方、千里で子ども時代を過ごした方など多くの方々にお会いし、

  • 千里はどのような理念で開発されたのか?
  • 千里を開発するにあたっては、どのような苦労をしたか?
  • 生まれて初めての団地では、どのような暮らしをしてきたか?
  • ニュータウンの住民活動はどのような様子だったか?
  • ニュータウンで子どもたちはどのような遊びをしてきたか?
  • 半世紀近く暮らしてこられた方々は、千里をどのように考えているか?

など、多くの貴重な話を伺うことができました。

ディスカバー千里」のウェブサイトではこれらの貴重な話も掲載していますので、ぜひご覧ください。一般的に思われているのとは全く違うニュータウンの姿が浮かび上がってくるはずです。

豊中市との協働事業は終了しましたが、千里グッズの会(千里ニュータウン研究・情報センター)では引き続き「ディスカバー千里」の活動を継続していきます。今後もよろしくお願いします。

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