『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

ひがしまち街角広場のレイアウト変更

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先日、新千里東町近隣センターの「ひがしまち街角広場」のレイアウト変更を行いました。
「ひがしまち街角広場」は2001年9月20日のオープンから14年、2006年5月の移転からでも既に9年以上運営を継続しています。代表の方との意見交換をしていると、常連でない人には中に入りづらいという意見がある、もう少し地域情報を収集・発信する場所にする必要があるのではないか、以前から展示しているものが色褪せてきてしまった等の意見が出されました。

移転前の「ひがしまち街角広場」は近隣センターの角にあり、出入口が2方向にありました。しかし、今は出入口が1つしかありません。このことも中に入りづらい雰囲気になっていた可能性があります。
出入口を2つにするのは簡単ではありませんが、出入口のところに置いていた千里ニュータウンの絵はがきを並べていたラックと、地域新聞や竹炭・竹酢液などを置いていた棚が、出入口を窮屈に見せているのではないか。このような話をして、ささやかではありますが、近畿大学の学生の方々にも手伝っていただき、絵はがきラックと棚の移動を行いました。絵はがきラックと棚を移動しただけのレイアウト変更でしたが、「ひがしまち街角広場」のスタッフからは広くなり、すっきりしたと言ってくださいました。

一方、地域情報の収集・発信については、本棚の前に置いていた「大きな本」を撤去ることとしました。「大きな本」は「ひがしまち街角広場」の昔の写真が載っていたので、活動の歩みを紹介するのに活躍していたのですが、時間の経過とともに色褪せてきており、また、本棚が上手く活用できない理由になっていました。「大きな本」を撤去し本棚も使いやすくなっため、本棚を有効に使うため、例えば千里ニュータウンにまつわる本を並べたり、子どもが興味を持ってくれる本や図鑑などを並べたりしてはどうかというアイディアが出されていました。
個人的には、新千里東町では「新千里東町ひがしおか」という地域新聞が隔月で発行されています。2001年1月に創刊されたもので、2015年9月で既に89号。「新千里東町ひがしおか」は地域のことを知るための貴重な資料。新千里東町のウェブサイトでは公開されていますが、「ひがしまち街角広場」のようにみなが集まる場所に地域新聞のバックナンバーが閲覧できるようにするのもよいのではないかと思いました。

「ひがしまち街角広場」の壁面は、地域の人が写真を展示したり、地域のお知らせを展示したりしています。この日は手をつけませんでしたが、壁面も有効に活用して地域情報を発信していきたいという話も出されました。

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