『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

居場所ハウス、秋からの新メニュー

「居場所ハウス」では先月から新メニューの提供を始めました。


●定番メニュー

  • うどん(300円)◇
  • そば(300円)◇
  • カレーうどん(450円)◇
  • カレーライス(350円)◇
  • おにぎり(100円)
  • ◇定番メニューには「居場所ハウス」の農園で収穫した無農薬野菜などを材料とした小鉢がつきます。

●セットメニュー

  • エビピラフセット(500円)○
  • チャーハンセット(500円)○
  • 中華飯セット(500円)○
  • 親子丼セット(500円)○
  • 焼き鳥丼セット(火曜日限定・500円)○
  • ○セットメニューにはスープ、「居場所ハウス」の農園で収穫した無農薬野菜などを材料とした小鉢がつきます。

●お楽しみランチ

  • 毎週土曜日は週替わりのランチです(450円)

*食堂は11:00〜13:30まで(木曜日は定休)


仮設住宅から毎日のように食べに来てくださる方もいます。先週末には子どもと一緒に食べに来てくださった方もいます。また、地域の方ではありませんが復興の工事に関わる方も時々、昼食を食べに来てくださいます。ある日のスタッフ日誌に「最近は初めての方も食堂を利用して下さるようになり嬉しいかぎりです」と書かれているように、少しずつ昼食を食べに来てくださる方が増えている気がします。

食堂での調理は、平日はパートスタッフが、土曜・日曜は「おたすけ隊」のメンバーがボランティアで行っていますが、忙しい時には周りにいる人がお茶をいれたり、食器を運んだり、食器を洗ったりと協力が見られます。
「居場所ハウス」は普通の食堂ではありません(もちろん、保健所からの営業許可は取得していますが)。「居場所ハウス」という地域住民がみなで作りあげる場所がベースになっています。周囲に飲食店がほとんどないという地域の状況をふまえ、少しでも地域での暮らしをサポートできたらという考えでスタートしたもの。そのため、上に書いたようにその日の担当者以外の人が協力したり、場合によっては注文した方に食器を片付けてもらったりと、普通の食堂のように「店員」と「お客さん」の役割が完全に分かれているわけではありません。しかし繰り返しになりますが、みなで作りあげていく場所だという「居場所ハウス」の趣旨を理解していただければと思います。

もちろん、少しでもスムーズに運営できるようにしていきたいと考えています。例えば、注文の聞き間違えをなくすために食券を作った方がいいのではないか? という意見も出ており、メンバーで意見交換しながら徐々に改善していきます。

151003-114902 151003-141513